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英国科学誌Nature Communicationsに研究成果が公表されました。

2018年09月27日

 本研究は、主に藤田保健衛生大学・総合医科学研究所の上田洋司助教・土田邦博教授、浜松医科大学の瀬藤光利教授が行い、名古屋大学の上田(石原)奈津実講師・木下専教授、国立がん研究センター研究所の吉岡祐亮研究員・小坂展慶特任研究員・落谷孝広プロジェクトリーダーとの共同で行ったものです。
 我々が見出したUBL3による新規翻訳後修飾が特定タンパク質のエクソソームへの輸送を制御する事が分かり、新たなタンパク質の輸送システム開発としての応用性があることが解析されました。エクソソームによる細胞間情報伝達は、癌転移や神経筋変性などの様々な疾患において重要である。そのためUBL3による翻訳後修飾が新たな創薬ターゲットになる可能性を示しています。

 本研究成果は、2018年9月26日18時(英国時間:午前10時)発行の英国科学誌「Nature Communications」に掲載されました。

   ユビキチン修飾系、オートファジーに次ぐ新しいUBL3翻訳後修飾系を世界で初めて発見