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アメリカ人類遺伝学会誌に研究成果が公表されました。

2018年01月26日

 本学医化学の才津浩智教授、横浜市立大学遺伝学の松本直通教授、本学神経生理学の武藤弘樹助教、秋田天平准教授、福田敦夫教授、昭和大学小児科学の加藤光広准教授らの共同研究グループは、小児期早期に発症する難治性てんかんの責任遺伝子(異常があると当該の病気が発症する遺伝子)CNPY3を発見しました。
 この遺伝子が産生するタンパク質は小胞体に局在し、自然免疫に重要なToll様受容体タンパク質などの正しい折り畳みと細胞内の分布に関与することが知られています。本研究では、患者で認められる所見と類似する脳波異常がCnpy3ノックアウトマウスで観察されており、このマウスモデルを用いた研究により、効果的な治療法の開発への寄与が期待されます。

 アメリカ人類遺伝学会誌である「The American Journal of Human Genetics 」で発表されました。

 
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