離乳期早期の鶏卵摂取は鶏卵アレルギー発症を予防
2016年12月12日
国立成育医療研究センターアレルギー科の大矢幸弘医長、夏目統(おさむ)(現・浜松医科大学小児科)、同研究所、徳島大学らのグループは、生後6ヶ月より固ゆで卵を少量ずつ摂取させることにより、子どもの食物アレルギーの中で最も頻度の高い鶏卵アレルギーを8割予防できることをランダム化比較試験で実証しました。
この研究成果は、英国時間2016年12月8日23時30分(日本時間12月9日8時30分)世界最高峰の臨床医学雑誌の一つであるランセット(The Lancet)より発表されました。
国立成育医療研究センターと本学でプレスリリース説明会を2回実施しました。