教育

Education

研究概要

 浜松医科大学小児科学教室は1975年4月に開設され、1977年11月より同附属病院小児科での診療が開始されました。それ以降、一貫して静岡県の医科大学として診療、研究、教育において中心的役割を担っています。
 診療面では、内分泌・代謝、血液・腫瘍、循環器、神経、腎臓などのすでに多くの実績のある分野のみならず、新生児・周産期、臨床遺伝などの分野の充実を図っています。研究面では、すべての分野で共有できる分子遺伝学的手法を中心に据えて、臨床研究者でなければなしえない疾患成立機序の解明や新規治療法の開発を目指します。教育面では、特に卒後研修において、小児科専門医およびその後の各領域専門医の取得と共に、学位取得のロードマップを示しています。
 これからの小児科においては、従来の小児疾患(Pediatrics)だけではなく、アレルギー、精神保健、男子外性器低形成など、環境変化に伴う小児保健(Child Health)が重要となってきます。このような時代のニーズに対応できる多様な人材の育成を目指します。