国立大学法人 浜松医科大学

大学紹介

University Introduction

センター設置の概要

センター長 間賀田 泰寛
センター長 間賀田 泰寛

当センターの活動目的は、本学の強みである光、イメージング技術の医学応用をさらに尖鋭化し、他分野も含めた研究・実用化開発・教育(人材養成)を医学部各講座とともに一丸となって推進することです。

当センターは、4組織(動物実験施設、実験実習機器センター、メディカルフォトニクス研究センター、産学官共同研究センター)の改組統合により、平成28年1月に発足しました。この発足までに動物実験施設と実験実習機器センターは、それぞれ37年、35年の歴史があり、メディカルフォトニクス研究センターと産学官共同研究センターは設置後5年経過しましたが、メディカルフォトニクス研究センターの前身の光量子医学研究センター、メディカルホトニクス寄附講座、分子イメージング先端研究センターから通算すれば27年の歴史があります。

これら4組織は、長期間、本学の研究、教育を支えてきました。動物実験施設と実験実習機器センターは、昭和49年の本学発足5年後の初期から、医学の基礎研究に不可欠の実験動物と先進的な研究機器の利用を、そのノウハウとともに支援し続け、さらに研究場所も提供し続けています。共に、日本の大学の同種の組織の中でも極めて高いレベルを維持しており、誇れるものです。

一方、メディカルフォトニクス研究センターは、光とイメージング技術の医学・医療応用の観点で、また産学官共同研究センターは、地域企業をはじめとする産業界との産学連携の研究・開発の観点で、文部科学省にも深く認識されている本学の「特色・強み」(前記2つの観点)を支えてきました。

当センターの設置は文部科学省の国立大学機能強化の施策に呼応して本学が提案した計画が認められたものです。すなわち、既存組織に分割管理されていた多数の光やイメージング関連を含む先進機器群とそれらを支える人的リソースを一括管理し、産学連携による実用化、製品化までも含めた諸活動を一元的に掌理・推進するとともに、学内外からのアプローチに対するワンストップ窓口体制をとっています。第3期中期目標期間に本学が特色と強みをさらに伸ばしていくため当センターは重要な役割を果たしていきます。