よくあるご質問

Q１．白菊会入会に条件はありますか？

ご入会にあたっては、以下の条件を全て満たしている必要があります。特に、下線部の条件については十分にご確認のうえでお申し込みください。

• 静岡県在住である
• 55歳以上である
• 申込者本人の意思による申し出である
• 親族（配偶者、子、兄弟姉妹）から入会の同意が得られており、原則として、親族の代表者を含む２名以上からの同意書の署名が得られる
• ご献体からご遺骨返還まで数年を有することを了承している
• 臓器提供、献眼等をする場合は献体できないことを了承している
• ご遺族に原則としてご遺骨を受け取っていただける
• やむを得ずお引き受けできない場合があることを了承している

Q２．「やむを得ずお引き受けできない場合」とは、具体的にどのような場合ですか？

以下の場合にはやむを得ずお引き受けできないことがございます。予めご了解ください。

• 感染症（B型・C型肝炎、HIV、梅毒、MRSA、新型コロナウイルスなどの感染力が強いもの）にり患している場合
• 事故等で遺体に損傷があり正常な保存・解剖に適さない場合
• 病理解剖、司法解剖などに付される場合
• 大学の保存設備の収容容量を超えた場合
• 県外など遠方でお亡くなりになった場合
• 上に掲げる場合以外で、死亡時の状況や献体の充足状況などにより大学が受け入れ困難と判断した場合

Q３．臓器提供の意思表示や献眼の登録をしている場合、献体はできますか？

現在、臓器提供の意思表示や献眼の登録をしていただいている場合でも、本学での献体登録は可能です。
ただし、献体では全身をご提供いただくので、実際にお亡くなりになり、ご献体として本学にお引き取りする場合には、臓器提供・献眼と献体との両立は出来ません。最終的な判断については、ご本人様とご家族で話し合って決めてください。

Q４．献体に際して、費用はかかりますか？

献体に際して、ご遺族様にご負担いただく特別な費用はございません。
本学が負担する費用は、ご遺体をお預かりしてからご遺骨をお返しするまでの費用です。
（ご遺体をお預かりする場所から本学までの搬送費、火葬費など）
なお、お亡くなりになった場所からお通夜・ご葬儀を執り行なう場所までの搬送費、葬祭費などは、ご遺族様のご負担となります。

Q５．棺は用意しないといけないですか？

本学でご用意いたします。

Q６．骨壺は用意しないといけないですか？

本学でご用意いたします。大きさについては、ご遺族様とご相談の上、決定いたします。

Q７．遺品等を棺に入れることはできますか？

金属類・指輪等の装身具はご遺体からお取り外しいただき、棺に入れないようお願いいたします。
お花などは、ご遺体に影響を及ぼさないためにも、お取り出していただけると有難いです。
お手紙などは、お入れいただいても構いません。
その他、遺品等を棺にお入れいただく場合は、事前に大学にご相談いただくようお願いいたします。

Q８．通夜や葬儀はできないですか？

お通夜やご葬儀（告別式）をしていただいてからでも差し支えございません。

Q９．亡くなったら、すぐに引き取りに来てくれますか？

まずは大学にご連絡いただき、引き取り日時・場所等をお打合せの上、お迎えにあがります。
（HP：献体の手順をご参照ください）
なお、原則お引き取りの際にご用意いただきたいもの（死亡診断書・火葬(埋葬)許可書・遺族代表者の印鑑）がございますので予めご承知おきください。
また、夜間・早朝のお引き取りはできませんので、ご了解ください。

Q10．身寄りがなく、遺骨の引き取り手がいない場合はどうすれば良いですか？

ご遺骨は原則お返しすることとしておりますので、まずは弁護士・司法書士等へ死後事務の委任等のご相談をご検討ください。ただし、やむを得ない事情がございましたら、本学までご相談ください。

Q11．エンバーミング（薬品による腐敗防止措置）はしても良いですか？

しないようお願いしております。