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シミックホールディングスと包括連携協定を締結しました

2025年11月25日

 11月21日(金)、本学は、シミックホールディングス株式会社(以下、シミック)と国際的な競争力を持つ新たな創薬エコシステムの構築を目的とした包括連携協定を締結し、協定締結式を行いました。本協定は、両者の強みを融合し、国際的な競争力を持つ創薬研究・開発体制を浜松を拠点に構築することで、世界の医療課題に挑むことを目的としています。
 締結式では、渡邉裕司学長によるあいさつと包括連携協定の概要説明があり、その後、シミックの中村和男代表取締役CEOのあいさつが行われ、続いて協定書への署名が行われました。
 本協定は、「次世代トランスレーショナルリサーチの構築」「臨床試験ネットワークの整備」「浜松医療連携モデル(医療情報)の活⽤」「創薬Open Innovation の創出」を主な内容としており、本提携により、両者の知⾒と強みを融合させた"⽇本発・浜松発"の⾰新的な創薬拠点を構築します。この新たなエコシステムを活⽤し、主に海外の製薬企業、バイオベンチャー、アカデミアが保有する有望な研究成果(シーズ)を対象に、実⽤化に向けた橋渡しを加速することで、新たな治療法を⼀⽇でも早く創出し世界の医療課題の解決に貢献してまいります。
 近年、⽇本の医薬品開発は国際的な治験の流れから取り残され、「ドラッグロス」や「ジャパン・パッシング」といった課題に直⾯しています。本協定による新たな創薬拠点の構築を通じて、シミックと本学は世界の医療に貢献する新たな価値を創造してまいります。