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個人情報を含むファイルの紛失について

2025年10月28日

国立大学法人浜松医科大学


個人情報を含むファイルの紛失について


 このたび、本学医学部附属病院検査部において、個人情報を含むファイルが紛失する事案が発生いたしました。
 本学では、個人情報の取扱いに関する規程の遵守および適切な管理に努めてまいりましたが、このような事態を招き、該当する患者様および関係者の皆様には多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。
 なお、現時点において、個人情報の漏洩や不正利用等の被害は確認されておりません。

1.概要
 令和7年8月20日、検査部にて、翌8月21日・22日に受審予定であった日本適合性協会(JAB)の国際規格ISO15189に必要な書類の確認作業中、令和5年度および令和6年度の「結果訂正報告書」が保管されたファイル(以下「ファイル」)が所定の保管場所にないことが判明しました。
 ファイルは電子錠で管理された部屋に保管されており、通常は検査部職員のみが入室可能ですが、審査準備の過程で一時的に持ち出された可能性もあるため、院内で捜索を行っておりますが、発見には至っておりません。

2.紛失したファイルに含まれる個人情報
 紛失したファイルには、臨床検査結果の訂正履歴を記録した「結果訂正報告書」が含まれており、検査結果の訂正理由のほか、以下の情報が119名分記載されております。
・氏名
・患者ID(診察券番号)
・生年月日
・臨床検査項目名(採血検査項目)
・検査値

3.対応状況
 該当する患者様には、既に書面にて本件のご報告と謝罪を行っております。
 また、盗難の可能性も考慮し、警察へ窃盗被害の届出を行いました。

4.再発防止に向けた取り組み
 検査部内のファイル保管室の出入口に防犯カメラを設置し、これまで電子錠で管理していた保管室に加え、ファイルを保管する書庫にも施錠を行うことで、管理体制を強化いたします。
 また、改めて本学職員に対し、個人情報の適切な管理について周知を徹底するとともに、個人情報について教育・研修を継続して行い、再発防止に努めてまいります。