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社会貢献事業「親子で学ぼう!感染対策2025~身近に潜む細菌を見てみよう~」を開催しました

2025年08月27日

 8月21日(木)と22日(金)の2日間、本学附属病院感染制御センターが企画・主催する社会貢献事業「親子で学ぼう!感染対策2025 ~身近に潜む細菌を見てみよう~」を開催しました。小学4~6年生の親子13組、計35名が参加し、感染対策について楽しく学びました。
 初日には、手形培地を用いて手の表面の細菌を培養し、翌日には手洗いやアルコール消毒による除菌効果の違いを観察しました。さらに、スマートフォンやドアノブ、ペットボトルの飲み残し、ウォシュレットノズルなど、身近なものから採取した細菌を培養・観察し、細菌の臭いや形の違いを実際に感じ取ることができました。
 また、口腔内常在菌のグラム染色を光学顕微鏡で1000倍に拡大して観察したり、薬が効きにくい耐性菌を検出する方法の一つであるディスク法を実施したりと、本格的な実験に挑戦しました。子供たちは研究者さながらの真剣な表情で取り組み、手洗いの実習では蛍光塗料とブラックライトを使って洗い残しを確認し、正しい手洗いの重要性を実感しました。
 2日日には、「目に見えない微生物が引き起こす感染症とその対策」についての講義が行われ、私たちの身の回りや体の中に存在する微生物について理解を深めるとともに、日常生活での感染予防の大切さを学びました。連日の猛暑の中でも、参加した親子は熱心に顕微鏡を覗き込み、観察結果を記録する姿が印象的でした。
 子供たちからは「口の中やいろんな場所のばい菌を見ることができて楽しかった」「本格的な実験に挑戦できて面白かった」といった声が聞かれ、保護者の方々からも「培養や染色の実験は、普段の生活ではできない貴重な体験でした」「菌を可視化することで、子供たちも目で確認ができ、手洗いや消毒をしようといった子供の意識付けに繋がった」といった感想が寄せられました。
 修了式では、感染制御センターの古橋センター長より子供たち一人ひとりに修了証が手渡され、親子ともに学びを深める有意義な時間となりました。夏休みの自由研究にもぴったりな、充実した2日間となりました。

(授業内容)  
①実習「手の表面に潜む細菌の培養と観察」
②実習「環境に潜む細菌の観察」
③実習「口の中の細菌の観察」
④実習「薬の効かない微生物の同定と観察」
⑤実習「手洗い」
⑥講義「目に見えない微生物が引き起こす感染症と感染対策」
質疑・応答・修了式

見えない菌が見えてくる!
グラム染色で口の中を大調査

のぞいてみよう!
顕微鏡で見るミクロの世界

菌液づくり、はじめての挑戦

菌のひろがり、どこまで? 測ってみよう

見て、嗅いで、発見!
身近な菌をじっくり観察

見えない汚れを見逃すな!
光でチェックする手洗い実験