国際英文誌「Family Medicine and Community Health」に研究成果が公表されました
2025年03月19日
かかりつけ医の診療範囲、意識と経験が大きく影響
本学地域家庭医療学講座の樋口智也特任助教らの研究グループは、静岡県の内科標榜診療所の医師を対象にアンケート調査を行い、かかりつけ医の診療範囲と関連する要因を検討しました。最も強く関連しているのは医師の考えで、「幅広く診療したい」と考えている医師の診療範囲が最も広いことが明らかになりました。次いで、日医かかりつけ医機能研修制度の修了者やローテート研修の経験者の診療範囲が広い傾向にあることが明らかになりました。また小児や思春期医療、女性医療、在宅医療、緩和ケア、メンタルヘルスの提供に課題があることが確認されました。
本研究成果は、国際英文誌「Family Medicine and Community Health」に日本時間2月3日に公表されました。
論文情報
論文タイトル: |
Scope of practice of Japanese primary care physicians and its associated factors: a cross-sectional study |
DOI: | 10.1136/fmch-2024-003191 |
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