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福田教授の論文が、英国生理学会J. Physiology誌の日本人著者による優れた論文40選に選ばれました

2023年03月23日

 この度、日本生理学会100周年を記念した事業として、これまでJournal of Physiology 誌に発表した、日本人著者による最も影響力のある研究を集めた論文集が作成され、本学神経生理学講座の福田敦夫教授が2004年に発表した論文が選ばれました。
 選ばれた論文は、「未熟ラット大脳新皮質ニューロンにおける脱分極GABA作用を促進するCl取り込みはNKCC1によって媒介される」と題した、抑制性神経伝達物質のGABAが大脳発達の初期では逆の作用をする原因として、ClトランスポーターのNKCC1を同定した研究で、多くの論文で引用されました。



論文情報

論文タイトル:

Cl uptake promoting depolarizing GABA actions in immature rat neocortical neurones is mediated by NKCC1
DOI: 10.1113/jphysiol.2004.062471