浜松医科大学・静岡大学学生 手術支援ロボット操作体験会を開催しました
2020年10月21日
10月16日(金)、統合・再編を予定している本学と静岡大学の学生を対象にした手術支援ロボット "ダビンチ Xi" 操作体験会を、本学臨床講義棟で開催しました。
本体験会は、先進医療への早期臨床体験実習、起業家精神の醸成及び医療機器開発をはじめ医療の発展に寄与する人材の育成を目的として開催されたものです。両大学から約20名が参加しました。
泌尿器科学講座の三宅教授から、手術支援ロボット手術の概要・実績等の紹介があり、その後、"ダビンチ Xi"の操作体験を行いました。
会場には、従来型の腹腔鏡の操作体験ブースもあり、ダビンチとの操作の違いを体験しました。
参加者からは、「手の動きを超えて動くのが驚きだった。」「なかなか最先端のものに触れる機会はないので、貴重な体験だった。」「腹腔鏡も体験し、改めてダビンチの凄さを感じた。将来はこのような技術を作ってみたい。」などの声が寄せられました。
本学では、2015年に"ダビンチ Xi"を導入し、外科、泌尿器科、産婦人科を中心に約700件の手術を実施し、非常に優れた成果を挙げています。本年7月にもう一台導入し、東海地方のロボット支援手術の一大拠点として、地域医療の充実に大いに貢献しているところです。