Education
学生教育では放射線治療学講座と合同で医学科3年生の「放射線系」、看護学科3年生の「放射線医学」、当講座単独で医学科6年生の「画像診断」の講義を担当しています。5年生の臨床実習は放射線治療学講座とあわせ放射線診療科群として、脳神経外科講座とモザイクのようなプログラムを組んでいます。6年生の選択臨床実習は2週単位で、2名ずつ受入れていますが、毎年定員を超え、学生に迷惑をかけています。十分な教育効果を得るためには2名が限界と考えています。
研修医教育にも力を入れており、選択研修の研修医を一月単位で受入れています。ほぼ毎月1~2名の研修医が来ています。まず研修医に一人で読影レポートを書いてもらい、その後放射線診断専門医が読影指導を行います。最後の週には印象に残った症例や今後自分が専門としたい分野に関連した画像所見をまとめてカンファレンスで発表してもらっています。
専門医教育に関しては、浜松医科大学放射線科専門研修プログラムに詳しく記載していますのでそちらを参照して下さい。本プログラムでは十分な数の指導医を有し、症例も豊富であり、専門研修施設群として多くの専門研修連携施設を擁しています。当講座では放射線科専門医、放射線診断専門医以外に核医学専門医、IVR学会専門医、脳神経血管内治療専門医、検診マンモグラフィ読影認定医、PET核医学認定医、超音波専門医、乳癌学会認定医などの専門医、認定の取得を奨励しています。
当講座の施設をご案内します。
読影室です。 2011年に新しくなりました。
多数のスタッフが働いています。
皆、一生懸命に仕事に励んでいます。 独り、読影に励むこともしばしば。
シャーカステンも健在です。
こちらは1.5T MR装置
こちらは64列CT装置
毎日数多くの検査が行われております。放射線技師や看護師さんと、患者さんの協力を得ながら放射線被曝を始めとする安全性に十分注意を払って撮影を行っています。
毎週、カンファレンスを行っています。
様々な症例を皆で検討し、患者様のより良い診断・治療のために役立てています。
学生も積極的に参加し、読影について学んでいます。
月に一度行われている神経画像カンファレンスの様子です。
画像カンファでは、近隣病院の先生方も参加され、それぞれ持ち寄った症例について討論します。
他に血管画像カンファレンスも隔月で行われています。
学生への講義風景です。
実習で回ってきた学生たちにteaching filmを用いて指導しています。