国立大学法人 浜松医科大学

教育

Education

研究概要

講座概要

   産婦人科学(Obstetrics & Gynecology)は従来より生老病死といった女性の生涯のすべての期間を対象とした女性医療学の基礎となる学問領域です。女性の一生についてゆりかごから墓場までを扱うわけです。
 一方、家庭医療学(Family Medicine)においても女性であれば出生、妊娠から死までを生涯にわたり全人的に家庭医が地域において一次的に対応し、必要があれば適切に高次機関と連携して医療を行う医療学分野と考えられます。しかしながら、日本においてはこれまで伝統的医療に基づき、妊娠分娩産褥を含む特殊性もあり家庭医療学の対象となってきませんでしたが、本来は共通の医療を多く含んでいます。
 ただ、周産期医療は母児の救急を要する医療を含むこともあり、的確に高次機関への搬送を適切に実行できる高いレベルの専門性が特に求められています。
 本講座は地域一次医療において対応できる女性医学である産婦人科医療学の教授をおこないます。また、家庭医療学における産婦人科領域での高次医療機関への適切な医療が行える専門性を、その研修期間、産婦人科専門医制度認定施設において身につけ、最終的には産婦人科専門医取得が可能となることを目指すものです。日本産科婦人科学会専門医制度卒後後期研修目標に準拠する。
 研究においては、本講座では妊娠分娩を地域医療において安全、快適なものとするための基礎的、臨床的研究をおこなうことを目的としています。
 その目的を達成するため、2012年6月、静岡県の中でも特に周産期医療の再生が必要な中東遠地区を支えるため静岡県の支援の下、磐田市・菊川市・森町家庭医養成連絡協議会からの寄付講座として開講されました。

受胎告知の図 (受胎を告知する天使役は産科医です)
受胎告知