University Introduction
放射性同位元素(RI)を用いる実験はRIセンターにて行います。特にRIを用いる化学合成(放射化学)実験はRIセンター1Fにあるアイオディネーション室にて行います。主にはI-125やF-18標識体の合成、Tc-99mキレート化合物の生成反応等を行っています。 以下はRI標識体の合成時に使用する機器です。
![]() |
気化するRIを吸い込まないように、ドラフト内で主な作業を行います。 |
![]() |
加熱を必要とする標識反応に用いるヒーティングブロックです。特注で2種類の直径のバイアルを使用可能なアルミブロックを使用します。微量の溶媒留去はドラフト内で上部のステンレス管より窒素ガスあるいはアルゴンガスを流して飛ばします。 |
![]() |
反応中やHPLC分取後に溶媒留去が必要な場合に用いるドラフト内設置のエバポレータ。エバポレータ上流にハイポ溶液をトラップとして用います。 |
![]() |
分取用に用いているHPLC。RI検出器にはBioscan社製のRI検出器を使用し、PCにUVやRIDデータと共に取り込みます。 |
![]() |
分析用に用いているHPLC。RI検出器には分取用と同じく、Bioscan社製のRI検出器を使用し、PCにUVデータと共に取り込みます。分析用のRI検出器には高エネルギー用と低エネルギー用があります。 |
![]() |
RI検出器 |