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解剖学実習について

 献体によりご提供されたご遺体を用いて行われる解剖は、系統解剖(※)といいます。解剖学実習では、医学生が全身を解剖し、人体の構造に関する知識を学習します。
 それだけではなく、自らの意思で献体して下さった社会の一員である「故人」を解剖する機会を経験することにより、プロフェッショナリズム(人の命に深く関わり健康を守るという医師の職責を十分に自覚し、多様性・人間性を尊重し、利他的な態度で診療にあたる医師としての道)、総合的に患者・生活者を見る姿勢を学びます。

(参考文献)医学教育モデル・コア・カリキュラム 


 参考:解剖の種類 

献体により実施


系統解剖(※)

・献体登録者が亡くなった場合
・人体構造の学習

臨床解剖

・献体登録者が亡くなった場合
・基本的な医療技術や高度な手術手技の習得



その他の解剖

病理解剖

・病院で亡くなった患者に実施
・病因の究明、治療の効果を確認

法医解剖(司法解剖)

・犯罪性が疑われる死体に実施
・死因の究明