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3大学合同防災訓練を実施しました

2025年05月20日

 5月16日(金)、南海トラフ地震を想定した大学病院間の医療物資搬送等訓練を、藤田医科大学・三重大学・浜松医科大学の3大学合同で実施しました。
 今回の訓練は、南海トラフ地震の発生から数週間が経過し、地域の産科医院の機能停止による緊急帝王切開の受け入れや、避難所で増え続ける感染症患者の診療などで非常態勢が続く藤田医科大学病院から三重・浜松の両大学病院に応援を要請したとの想定で実施されました。
 訓練開始にあたり、各大学の代表よりオンラインで挨拶がありました。本学の渡邉学長からは、「お互いの防災に対する認識が高まり、広域災害においても高度医療を維持できる多重的なセーフティネットの強化を図ることで、地域全体の防災意識の向上にも寄与できるものと考えています」との挨拶がありました。その後、各大学の状況を確認し、本学からはヘリコプターにより医療物資を藤田医科大学へ搬送しました。
 本訓練を通じて、災害時における医療機関同士の連携体制の重要性を再認識するとともに、今後の防災対応力のさらなる強化に取り組んでまいります。

オンライン会議の様子

医療物資運搬の様子