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学生表彰式を行いました

2024年12月04日

 11月28日(木)、講義実習棟特別講義室にて、本学医学部学生表彰式を行いました。
 課外活動、社会活動、その他活動(研究活動等)において、特に顕著な成績を収めた学生・団体に対し、今野学長から表彰状を授与しました。

■ 課外活動における表彰(3件)
1.齊藤百音(医3)
 第25回ショパン国際ピアノコンクール in AsiaのショパニストB部門(15歳以上の、ピアノを主専攻とする現役学生以外の者の部門)において、銅賞を獲得する等優秀な成績を収め、課外活動の振興に大きく貢献しました。

2.HERUS(ヘルス)
 医療系サークル「HERUS」は超音波検査などの臨床手技の習得を目指し、週1回シミュレーションセンターで活動しています。第10回全国医学生BLS選手権大会における総合部門優勝、第16回日本ポイントオブケア超音波学会学術集会における「第2回Student Pocus League」での優勝、同会における「奨学ポケットエコーアイディアコンペ」における受賞、AMEE2024(2024年ヨーロッパ医学教育学会)における発表等、学生の技能向上に大きく貢献するとともに、本学の教育活動を広く発信する成果を上げています。

3.サッカー部
 2024年9月に開催された第58回全日本医科学生体育大会王座決定戦(全医体)において優勝しました。全医体は西医体・東医体それぞれの優勝校・準優勝校を含む4大学が出場するもので、今回の優勝により昨年に引き続き2年連続での全医体優勝となりました。

■ 社会活動における表彰(1件)
4.やさしい医学
 本団体は医療通訳者向けに医学教育を提供する有志の団体です。昨年度、ボランティア活動として現役の医療通訳者にオンライン講義を実施し、受講者から非常に高い評価を得ました。今年度は、医療通訳者の教育課題を明らかにするための研究活動に取り組むとともに、講義を配信型動画コンテンツに変更し、浜松市と協働しています。この活動は現在、浜松市長のみならず県知事にも認識され、浜松市産業部と共に活動を進めています。

■ その他活動(研究活動等)における表彰(3件)
5.浅野陽太郎(医6)
 健康社会医学講座で、日本老年学的評価研究(JAGES)の2019年横断データを用いて、日本の高齢者における社会的支援と救急車の使用の関連性を分析しました。その大規模データを解析した結果、高齢者において、社会的支援の不足は救急車の利用を増加させ、逆に社会的支援があると救急車の使用回数が減ることを明らかにしました。上記の結果をまとめた論文が、BMC Emergency Medicine(IF=2.35)にアクセプトされました。

6.鈴木健心(医4)
 静岡県と本学臨床研究センターおよび次世代創造医工情報教育センターの共同研究課題において、自身の持つアンドロイド端末のプログラミング技術を活用し、林業の伐倒現場において作業者同士が接近した際にアラームを発信するアプリ(名称Wood Worker Watch; 略称WoWoWa)の開発を担当しました。

7.渡辺莉代(医6)
 2023年10月に東京保険医協会にて開催された「医学生・若手医師論文コンクール」において、「若手医師の希望するキャリアを尊重した、新専門医制度の在り方」という論文を発表しました。新専門医制度下における、若手医師の学術活動の在り方に関して検討した。本演題は高く評価され、最優秀賞を受賞しました。