教育

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研究領域概要

画像生物学

担当教員名

尾内康臣 教授(兼)山末英典 教授(兼)岩渕俊樹 講師、原田妙子 助教、角谷基文 助教、横倉正倫 助教(兼)平石博敏 助教(兼)、涌澤圭介 客員准教授

研究内容

fMRI(機能的核磁気共鳴画像法)やPET(陽電子放出型断層撮影)をはじめとする機能画像法は生体情報を非侵襲的かつ客観的に描出できる優れた特性を持ち、さまざまな病態の診断や治療効果判定の手段として広く普及している。画像生物学では、これらの生体イメージング手法の対象となる脳の機能について学ぶとともに、イメージングによるデータの取得、処理、解析および解釈の方法を習得する。その上で神経発達症および小児神経発達の研究におけるイメージング手法の活用について学習する。

社会支援学

担当教員名

土屋賢治 教授、千住淳 教授、高貝就 教授(兼)、奥村明美 助教、川上澄香 助教、辻井正次 客員教授、黒田美保 客員教授、高橋長秀 客員准教授

研究内容

発達障がい児・者の支援者は、障がいの特性を正しく理解し、個々の発達段階に応じた適切な支援を選び、実践することがつとめである。社会支援学では、子どもから成人にいたる発達過程の理解に基づいた支援、障がい児・者のおかれた環境に即した支援を学ぶ。また、支援する側への支援(支援者支援)を通して、支援方策の多面性を学ぶ。さらに、医学的診断を含めたアセスメント法、個別支援プログラム作成の仕方、実施方法、効果評価法について学習するとともに、近年の支援方策のトレンドや行政施策との連携についても学ぶ。

疫学統計学

担当教員名

西村倫子 講師、モハマド・シャフィウル・ラハマン 講師、桑原斉 客員教授

研究内容

人の発達や行動を研究対象とする場合、発達や行動のどの側面に注目するか、それをどのように客観的に測量するか、対象をいかに的確にサンプリングするか、得られた測定値からどんな科学的事実が演繹されるか、また、研究仮説が科学的に立証されたかなど、順次マクロからミクロに向かう視座を必要とする。疫学統計学では、このような視座を開くため、科学的根拠に基づいた研究デザインの立案、データ解釈の方法といった研究技術論と、統計学的解析法について学習する。