大学紹介

University Introduction

研究活動

光や超音波の技術を駆使し、光や超音波を用いた顕微鏡やトモグラフィ技術による、マルチモダリティ・マルチスケールな生体の状態や機能の定量的な計測技術を開発し、医学医療に貢献することを目指しています。
医学・生物学で研究されている分子生物学的な知見を診断・治療に応用するには、分子生物学的なスケールで起きたプロセスの結果として生じる生体組織の状態や機能の変化を検出・測定することが必要になります。細胞、組織、そして個体レベルにおいてそれらをどのように計測し、診断や治療に活用するのかについて、工学的な視点から研究と開発を進めています。


光学技術を用いた超音波の発生・検出によって細胞・組織の硬さ等の機械的特性に関する情報を計測し、イメージングする超音波顕微鏡や、組織や臓器、個体に可視光や近赤外光を照射することによって生じる拡散光・蛍光・光音響信号の測定と光と超音波伝播の計算機シミュレーションを組み合わせて、生体内の血液や薬剤等の分布を非侵襲で定量イメージングする光トモグラフィ、さらに、それらの顕微鏡やトモグラフィ技術によって得られたデータを解析する情報処理技術によって、現在の医療では掬いきれない情報と知見を提供し、患者や医師などの医療従事者をサポートする新しい技術を研究開発していきます。


論文などについては以下のリンクからresearch map をご参照ください。

大川晋平
https://researchmap.jp/read0163843

田村和輝
https://researchmap.jp/tamura12