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静岡県医療機関図書室連絡会

静岡県医療機関図書室連絡会の沿革と概要

Ⅰ.設立に至るまで

 静岡県医療機関図書室連絡会(以下「連絡会」という)設立は、昭和5511月に浜松医科大学の呼びかけで集まった浜松市内5機関の病院図書室の「県西部医療機関図書館(室)懇談会」の始まりによる。その後、参加機関は県西部から静岡県全体に広がり、昭和6211月に14機関の病院図書室と大学図書館の加盟機関で組織される「静岡県医療機関図書室連絡会」が正式に発足した。大学図書館と地域病院のネットワーク形成という新しい体制で相互協力と研修を中心に活動が行われるようになった。さらに加盟機関が増加し、平成16年には会費の徴収を始めた。
 平成2912月現在、加盟機関は33機関(大学図書館2、専門学校2、看護協会1、病院図書館(室)28)である。

Ⅱ.活動内容

 事務局を浜松医科大学に置き、定例会を年1回、開催している。研修会は年2回(春、秋)行い、春は会場を浜松医科大学で、秋は県中部・
東部の病院中心に行っている。研修内容は実務に即した相互利用の方法やパソコンを使ってのデータベース文献検索実習、EBMや電子ジャーナルなどその時に話題になっているテーマを取り上げるなど、多岐に渡っている。相互利用の有効なツールとして、1998年まで隔年で連絡会雑誌目録を刊行していたが、現在では東海地区(静岡、愛知、三重、岐阜)の大学図書館と病院図書室による「東海目録Web版」のシステム利用へと変遷し、相互利用の範囲が広がっている。

 浜松医科大学附属図書館では、連絡会加盟機関への文献複写提供をはじめ、地域の医療従事者への支援サービスとして、2000年から、申請のあった加盟機関の所属職員(医師等メディカルスタッフ)にも、浜松医科大学附属図書館特別利用制度(24時間開館)のサービスを開始した。
 また連絡会機関誌「ぶっくとらっく」を年2回発行している。「ぶっくとらっく」には、連絡会の定例会・研修会の活動報告、他機関主催の研修報告などのほか、調査研究、事例報告などを掲載している。連絡会のメーリングリストは、所蔵照会や活発な情報交換の場として利用されている。