本学の構成員がオープンアクセス論文を投稿する際、論文掲載料(APC)の割引が適用される出版社の情報を掲載しています。
図書館では取りまとめを行いませんので、不明な点がある場合は出版社にご確認ください。
なお、この割引情報は図書館として特定の出版社への投稿を推奨するものではありません。
出版社 | 内容 | 利用方法 |
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Multidisciplinary Digital Publishing Institute (MDPI) | 本学ではInstitutional Open Access Program(IOAP)に参加しているため、10%の割引が適用されます。 | 論文投稿段階での割引の選択について |
American Physiological Society |
購読状況が出版社の定めた基準に達したことから、2025年は論文掲載料(APC)が免除されます。(論文はオープンアクセスになります。)対象は以下の10誌です。 ・American Journal of Physiology-Cell Physiology 対象期間:2025年1月1日~2025年12月31日 *対象期間内に出版される論文が対象です。 *2026年以降の契約状況により、期間が延長される可能性があります。 |
全ての著者が対象のため、必要な手続きはありません。 |
American Society of Microbiology |
本学所属の投稿者が責任著者(Corresponding Author)として出版する際の論文掲載料(APC)が免除されます。(論文はオープンアクセスになります。)また、Page ChargesおよびSupplimental Material Feeが25%引きとなります。 対象は以下の雑誌です。 ・Journal of Virology 契約期間:2025年1月1日~2025年12月31日 *契約期間内に出版される論文が対象です。 *2026年以降の契約状況により、期間が延長される可能性があります。 |
S2O Author FAQ>How to Receive Discounts |
American Association for the Advancement of Science (AAAS) |
本学所属の投稿者は15%の割引が適用されます。割引を受けるためにはInstitution選択画面において所属講座・診療科等名の無い「Hamamatsu University School of Medicine」を選択する必要があります。詳細は右の取得手順をご覧ください。 対象は以下の雑誌です。 ・Science Advances 契約期間:2025年4月1日~2026年3月31日 *2026年度以降の契約状況により、期間が延長される可能性があります。 |
特定のジャーナルまたは出版社が、いわゆる「Predatory journal(ハゲタカジャーナル)」あるいは「Predatory publisher(ハゲタカ出版社)」であると判断するのは困難です。
判断するための一例として、下記の情報源などがあります。
論文投稿等にあたっては、掲載されている論文の質や編集委員の顔ぶれ、あるいはどのような査読がなされているか等をご確認の上、投稿者自身が適切にご判断ください。
オープンアクセス学術誌要覧。OA誌の検索が無料でできるデータベースで、採録に当たって審査を経た16,000誌以上(2021.3.12時点)のジャーナルが収録されている。
世界最大級の学術文献データベースWeb of Scienceに収録されている雑誌を検索できる無料ツール。
学術出版に関わる著名な組織が連携して運営する、信頼できる学術誌への投稿を支援するキャンペーン。COPE (出版倫理委員会)や前述のDOAJ、ISSN International Centre(国際標準逐次刊行物番号国際センター)などが運営に携わる。リストにしたがって投稿先の雑誌の信頼性をチェックすることができる。
【問い合わせ先】
学術情報課目録情報係
Mail:lib-moku[at]hama-med.ac.jp([at]を@に置き換え)