静岡リウマチネットワーク
 

2009年5月:今月の病院 特別号 〜365日のリハビリ実施を目指す!市立御前崎総合病院の回復期リハビリテーション病棟開設のお知らせ〜

今回は、『今月の病院 特別号』と題し、平成21年4月15日に開設した、市立御前崎総合病院の回復期リハビリテーション病棟を紹介させていただきます。

市立御前崎総合病院は長大な浜岡砂丘のすぐ近くに位置し、病棟からは南に遠州灘を、北には牧ノ原台地の上に富士山を遠望できる素晴らしいバックグラウンドをもっています。
市立御前崎総合病院のリウマチセンター(リウマチ・内分泌グル-プ)は、早期に関節リウマチを診断するために、MRI(磁気共鳴)や抗CCP抗体検査も積極的に取り入れ、早期診断早期治療を行っています。また、難治性の関節リウマチに対しては、抗サイトカイン療法(レミケードやエンブレル)を行なっています。さらに、全身性エリテマトーデスや血管炎に対するシクロフォスファミドパルス療法も開始し、血漿交換療法や白血球除去療法もいつでも施行できる状態にあります。
また、平成21年4月より回復期リハビリテーション病棟が開設され、人工関節術後や骨折手術後の方(手術後2ヶ月以内)や筋力低下・痛み等が原因で日常生活に何らかの支障をきたされた方(廃用症候群発症2ヶ月以内)を対象に専門的なリハビリテーションを入院して受けていただくことが出来るようになりました。病床数は、38床。構成スタッフは、医師(病棟専従のリハビリテーション科医)、看護師のほか。理学療法士9名、作業療法士4名、言語聴覚士2名、医療福祉相談員1名にて、それぞれの専門的な分野を活かしながら共通の目標に向かって患者様とともに取り組んでおります。リハビリの訓練室には、温水プールが有り水治歩行訓練も積極的に行なっていただくことができます。また、各種温熱療法はもちろんのことレーザー治療器や最新式の電気治療器もあり、疼痛に対するリハビリテーションも行なっております。作業療法では、生活の質を改善すべく自助具の検討や装具の検討を行なっています。
現在、他院で治療を受けられている方のリハビリ入院も積極的に受け入れております、風光明媚な落ち着いた環境のなか「地域に根ざした医療施設」という当院の理念のもと、患者・ご家族様がともに住み慣れた環境で生き生きとした生活を再び送れるよう、「できるだけ早期に」「その人らしい生き方に合わせた」社会復帰を目指してまいります。詳しくは下記までご連絡ください。

市立御前崎総合病院
地域連携室
〒437-1698 静岡県御前崎市池新田2060番地
TEL 0537-86-8852 FAX 0537-86-8518
http://hospital.city.omaezaki.shizuoka.jp/



〒431-3192 静岡県浜松市東区半田山1-20-1
浜松医科大学第三内科内
TEL:053-435-1211(9:00〜16:30) FAX:053-435-1211(24時間)
e-mail:srn@hama-med.ac.jp
© Shizuoka rheumatism network. All rights reserved


プライバシーポリシー