2009年4月：内科・リウマチ科 はやかわクリニック〜リウマチ診療と緩和医療に取り組んでいます〜
当院は浜松中央署東の二俣街道沿いあるクリニックです．平成16年12月に開院致しました．リウマチ・膠原病診療を主にしていますが，がん末期の患者さんの苦痛緩和を目的とした緩和医療や在宅診療にも積極的に取り組んでおります．
院内は待合室，診察室，処置室に広いスペースを設けており，患者さんにゆったりと診療を受けていただけるようにしております．特に，処置室には5ベットを設置して具合の悪い患者さんには速やかに点滴などの処置をできるように配慮しています．
また，マッサージ用のウォータベットを2台用意し，ご希望の患者さんには誰でも暖流による優しいマッサージを提供しています．
院長の早川正勝先生は、昭和５３年名古屋（現藤田）保健衛生大学部医学部を卒業後，慶応義塾大学医学部内科学教室に入局し，ここでリウマチ・膠原病の研修を受け，昭和５７年慶応義塾大学医学部内科学教室助手となり，リウマチ学の研究を続けました．
この後，東京都立大久保病院，浜松赤十字病院勤務を経て，はやかわクリニック 内科・リウマチ科を開業いたしました．資格は日本リウマチ学会認定医（専門医），日本リウマチ財団登録医，日本内科学会認定医，インフェクションコントロールドクター（ICD制度協議会），中部リウマチ学会評議員などです．
関節リウマチの診療に際しては初期から抗リウマチ剤を積極的に使用して骨破壊を抑制し，関節変形を防止する方針で診療しています．残念ながら従来の抗リウマチ剤があまり効かない患者さんには最新の抗サイトカイン療法を積極的に施行しております．
慢性で進行性であることが多いことから，患者さんとの信頼関係を築くことが第一と考えております．このため病状，治療法，副作用，予想される経過などについてできる限り詳しくご説明し，常に納得した医療を提供するように努めております．
糖尿病，高血圧，脂質異常症など生活習慣病や骨粗鬆症した患者さんも多くおられるため，ひとりひとりの生活に合った指導，治療を一緒に考え，じっくりと付き合っていきます
緩和医療は，治ることの難しいがんを抱えた患者さんの痛みや苦しみを和らげ，その人らしく尊厳をもって最期まで有意義に過ごせるように，患者さんを援助することです．また，患者さんだけではなくその家族をも含めてケアの対象としています．
緩和医療においては，抗癌剤などのがんに対する積極的な治療が適応にならなくなった患者さんを主に対象としています．がんの根治的治療はしませんが，患者さんの苦痛を緩和する治療は積極的に行います．そのためには，モルヒネを含む各種の鎮痛剤，ステロイドホルモン剤，鎮痛補助剤（抗うつ剤，抗てんかん剤など）を使います．
医療とはもともと人に“癒し”を施すことであり，たとえ不治の病をもった患者さんに対しても為すべきことは沢山あります．なによりも，今患者さんがどのような状態にあって，どのような悩みを抱えておられるのかということを医療者が理解し，共有することを大切にしています．そして，患者さんおよび家族と話し合いながら，限られた時間をいかに有意義に過ごせるかを一緒になって考えてゆきます．また，誰にも例外なく訪れる「死の過程」に敬意をはらい，死を早めることも遅らせることもしません．
当院では在宅での緩和医療も積極的に行っています．在宅療養支援診療所を届けており，訪問看護ステーションと連携して24時間体制で診療しています．
詳しくはホームページ（http://www.hayakawaclinic.jp）をご覧下さい．
（はやかわクリニック 内科・リウマチ科 院長 早川 正勝）
〒430-0901
浜松市中区曳馬５−１７−９
はやかわクリニック 内科・リウマチ科
TEL 053-412-5070 FAX 053-412-5077
http://www.hayakawaclinic.jp
早川先生、ご紹介いただきまして、大変ありがとうございました。
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