静岡リウマチネットワーク
 

2007年12月:地域密着型のかかりつけ薬局!栄養相談を無料で受けることもできます!〜ハーバル薬局〜

 ハーバル薬局は浜松医科大学の北500mの所にあり、広域処方せん調剤を主に行う保険調剤薬局です。
 薬剤師は5名で1日約150枚の処方せんを受け付けています。主にエルム内科クリニック・山本こどもクリニック・青沼眼科と浜松医科大学からの処方せんですが、月に約40の医療機関よりの処方せんがあるため、医薬品の在庫数は1500品目以上あります。今後ジェネリック(後発医薬品)も増えていくと予想されます。患者さんの多くは近隣からおみえになり、めざしている地域密着型の「かかりつけ薬局」になってきています。平成19年4月より処方せんを取り扱う薬局は医療提供施設となり、在宅患者さんにも積極的に関与するように義務づけられましたが、当薬局では以前よりご希望があればご自宅までお薬の配達とご説明をさせていただいております。また栄養士もいるため、開業医の先生からの栄養相談の依頼に対して無料で行っています。設備としては昨年より電子薬歴システムを導入して、過去の処方歴や副作用歴や相互作用のチェック機能を充実させています。散剤自動分包機には印字システムが付いており名前・用法・日付けを入れることで以前より小児科の患者さんには好評です。
 管理薬剤師の伊藤は浜松医科大学附属病院薬剤部を20年勤務後、当薬局に来て9年目に入りました。病院在籍中は糖尿病教室などのお手伝いをさせていただきました。こちらに来てからは、リウマチ友の会のお薬相談や会報へ薬局での保険点数のしくみを掲載させていただきました。現在浜松市薬剤師会の生涯学習委員長として、薬剤師の生涯教育を担当しています。リウマチに関する研修会では多くの先生方にご講演をしていただきました。大変感謝すると共に、今後もまたお願いすることがあると思いますのでその時にはよろしくお願い致します。薬局の性質上、処方される先生方には疑義照会という形でいつも電話やFAXなどで大変ご迷惑をおかけしておりますが、1枚の処方せん上から患者さん情報を得るにはご本人からじっくりお話を聞くしかないため、そこで言われる事を先生方にお伺いしているのが現状です。
 現在、薬剤師会では「お薬手帳」を持っていただくように、患者さんに紹介しています。他科受診のチェックや今後増加していく在宅管理における情報伝達ツールとしても、多職種で共有できるための手帳として使われていくでしょうから、薬局だけが記入するのではなくお気づきの点があればぜひご記入ください。

ホームページ:http://www.herbal-p.jp/

このたびは、当リウマチネットワークの会員である、管理薬剤師の伊藤譲先生に原稿を頂きました。とにかく、確実なフォローからきめ細かなオプションまで、いっぱいの薬局です。
私も見学に行ってみようと思っていますが、研修医の先生、学生の方の見学も可能とのことです。ご希望の方は、当ネットワーク事務局までご連絡ください。
ぜひご利用ください。                  (下山)



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