静岡リウマチネットワーク
 

2012年2月:まず時間をかけじっくり病気の経過を聞いた上で丁寧に全身の診察も行います〜三方原聖隷病院 感染症・リウマチ内科〜

当院は浜松市域の中北部に位置する約800床規模の病院で,急性期病院として各専門診療科および救急部が配備され、地域中核病院として地域医療に貢献しております。
当科の診療範囲は、感染症および関節リウマチを始めとする膠原病の診断、治療や発熱のご相談など、幅広い内容を取り扱っています。もともとは総合診療内科でこの領域もカバーしておりましたが、2011年9月に分離独立し新たな科としてスタートしました。
感染症も、関節リウマチを始めとする膠原病も、免疫系が活性化して様々な炎症所見を引き起こします。原因は、一方は微生物感染であり、一方は自己免疫異常の発生によるものですが結果としてどちらも全身性に各臓器に多彩な徴候を現わします。膠原病に使用される免疫抑制治療は結果として日和見感染症を引き起こす場合もあり、これら2領域は密接に関わり合います。これらの領域の診断および治療を進めていくには臓器別でない全身的総合的な診療能力が要求されます。
当院は総合病院ですので、関わるべき各専門科との連携がとてもスムースです。また当科医師は総合的診療を大切に考えています。診察に際しまして、まず時間をかけじっくり病気の経過をお聞きします。そして頭から足のつま先まで、ていねいに全身の診察も行います。発熱や多関節痛など症状の原因を探して適切に感染症や膠原病等を診断するためには、血液検査やレントゲン検査以外に、患者さんの症状を良く聞き、丁寧に診察する総合的診療の姿勢が必要です。
やはり当科で診ております病気としましては関節リウマチが一番多いですが、近年の治療薬の発展に対応して、当院でも生物学的製剤を各種そろえ、数多くの患者様に導入してきております。薬により、外来看護師による自己注射指導、外来化学療法室での点滴治療、生物学的製剤導入入院パスによる短期入院、などを行うことができます。
以上、簡単ではありますが、聖隷三方原病院の紹介をさせていただきました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

聖隷三方原病院 感染症・リウマチ内科
部長 志智 大介 部長
〒433-8558 浜松市北区三方原町3453
電 話:053−436−1251
FAX:055−438−2971
ホームページ http://www.seirei.or.jp/mikatahara/index.html


〒431-3192 静岡県浜松市東区半田山1-20-1
浜松医科大学第三内科内
TEL:053-435-1211(9:00〜16:30) FAX:053-435-1211(24時間)
e-mail:srn@hama-med.ac.jp
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