静岡リウマチネットワーク
 

患者様のご家族よりお便りを頂きました

静岡リウマチネットワークの存在を知った時、参加施設の方が家から近く便利だったこともあり、やはり参加施設となっている病院に通った方がいいのではないか?と義母と話をしました。

リウマチ治療は、担当医師の持っている情報・知識・独断(治療方針)で患者の状態が左右されると思います。このため、医師と患者の相性、患者が医師をどのくらい信用できるか、という点はとても重要なポイントになると考えています。

母は、『変えた先の病院・医師が本当にいい先生かわからない』『もし「この先生イヤ」と思ったら、今の先生に戻るしかないけど、どんな顔して戻ればいいのか』といった理由から、発症から今までずっと同じ病院にかかっています(病院の都合で担当医師に変更はありました)。

私は、リウマチは他の病気と違って、今現在の患者の状態を見ただけで、(過去の治療およびその効果などの経緯を知らずして)安易に診断・処方ができない難しさを持っていると思っています。また、母のような高齢者は、医師に「モノ申す」ことなんてとんでもない、という考えを持っているため、担当医から聞いた実際の何分の1かの情報だけをうのみにし、自分がどのような状態か正確に把握できていない患者が多く、セカンドオピニオンを利用する機会を持つことも難しい、良いか悪いかわからないけど、とにかく先生様がくれる薬を飲み続けるしかない・・・といった状況に置かれている方が多いと思っています(母の回りにいるリウマチ患者の方の話を聞く限りは・・・ですが)。

静岡リウマチネットワークに携わる方々には、こういった患者の状況を参加施設の医師の方にもご理解頂けるように働きかける仲介役となり、また、患者に対してはリウマチ治療の現状等の様々な情報提供をして頂くことにより、うまくリウマチとつきあっていける環境を作って頂けるサポートしていただけることを期待しています。
                         (匿名希望)

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