静岡リウマチネットワーク
 

レミケードに新しい効能・効果、用法・用量が追加されました!

以前から使用されてきた生物学的製剤の一つ、レミケード(R)(インフリキシマブ)に新しい効能・効果、用法・用量が追加されました。
6週投与以後、効果が不十分な場合や、効果の減弱が見られる場合に、増量または投与間隔の短縮が可能となりました。また、効能・効果に「関節の構造的損傷の防止」が加わりました。

通常、体重1kgあたり3mgを1回の投与量とし点滴静注します。従来は初回投与後2週、6週に投与し、以後8週間の間隔で投与を行なっていました。今回、6週投与以後、効果不十分または効果が減弱した場合には、投与量の増量や投与間隔の短縮が可能となりました。これらの投与量の増量や投与間隔の短縮は段階的に行なう必要があります。1回の体重1kgあたりの投与量の上限は8週間隔であれば10mg、投与間隔を短縮した場合であれば、6mgをとなります。また、最短の投与間隔は4週間となります。
メトトレキサートの併用が必要な点は以前と変わりません。

増量や投与期間の短縮にあたっては、主治医の先生と相談が必要です。また、国内の増量試験の結果などにつきましては、後日、医療最新情報でお知らせする予定でおります。ご期待ください。

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