静岡リウマチネットワーク
 

インフルエンザワクチンの優先接種に関する要望書

新型インフルエンザワクチンの優先接種に関して、日本リウマチ学会から厚生労働大臣宛に要望書が提出されました。政権移行時期ですので今後の対応など不安ですが、詳細が判明次第、お知らせ致します。
要望書の全文は添付文書をご参照ください。以下、日本リウマチ学会ホームページによるお知らせです。

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新型インフルエンザについて
日本リウマチ学会 会員各位
日頃、リウマチ性疾患の患者様の診療にご尽力いただき、感謝申し上げます。
今回の新型インフルエンザについては、現在においても南半球を中心にして感染者数が増加しており、我が国においても患者数は急増しております。平成21年6月12日(日本時間)には、世界保健機関(WHO)が、WHOフェーズ分類を6とし、世界的なまん延状況にあるとの宣言を行いました。その上で、WHOは加盟国に対し、引き続き警戒を求めるとともに、社会・経済の混乱を招かないよう各国の状況に応じて柔軟に対応することを求めています。また、平成21年7月29日に米国のCDCのAdvisory Committee on Immunization Practices (ACIP)による勧告では、本ワクチンを優先的に接種することが必要なのは、1)妊婦、2)6ヶ月未満の乳児の同居者など、3)医療従事者、救急医療従事者、4)6ヶ月〜24歳の者、5)25〜64歳の慢性疾患あるいは免疫力低下がみられるハイリスク群とされています。
リウマチ性疾患の患者様は、抗リウマチ薬、ステロイド、生物学的製剤など免疫力低下を来しうる薬剤を使用しているため、新型インフルエンザに対してハイリスク群とお考えいただき、より一層周到な感染予防対策や診療をお願いいたします。
なお8月25日付で「新型インフルエンザワクチンの優先接種に関する要望書」を社団法人日本リウマチ友の会との連名により、厚生労働大臣あてに提出いたしております。
一般社団法人日本リウマチ学会 理事長
宮坂 信之

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添付ファイル

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