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学長メッセージ

今野学長

 国立大学法人浜松医科大学7代学長を拝命した今野弘之です。宜しくお願いします。国立大学法人としては寺尾俊彦学長、中村達学長に続いて3代目となります。法人化以降12年間の本学の運営を概観すると、本学は他の国立医科大学で見られた大学同士の合併には与せず、医科大学として存続する道を選択し、健全な財政を堅持しながら、光医学を中心とした研究に集中的に資源を投入することで、本学の独自性を担保し、地域企業を中心に産学連携を展開してきました。さらに、高い国家試験合格率を維持しながら、県内出身者を増加させ、地域の医療に貢献する優れた医師を養成してきました。これまでの実績を基に本学をさらに発展・深化させたいものと思っていますが、入試改革を含めた教育のInstitutional Research、医学研究者の減少対策、運営費交付金の継続的な削減による財政的基盤の見直しなど、取り組むべき課題が山積していることも事実です。前執行部から、「第3期は本当に大変だ」と幾度となく申し渡されました。前途多難で、しかも第3期中期目標が「持続的な"競争力"を持ち、高い付加価値を生み出す国立大学へ」と、既に国によって定められている中で、本学独自の目標として掲げた、地域特性でもある「健康福祉社会の実現」を成就するためには、限られた「自由度・裁量」を最大化し、PDCAサイクルを行いながら有効な施策を着実に実施する必要があります。本学が一体となり、将来構想を共有することが必要であると共に、皆様のご指導、ご支援が不可欠であることは論を俟ちません。
 入学者選抜試験から学業成績、共用試験、国家試験、さらに卒後のキャリアパスまで全体を検証し、カリキュラムの評価・改善に生かすために新たなシステムを導入します。ディプロマポリシー、カリキュラムポリシー、そして新たなガイドラインに基づいたアドミッションポリシーを三位一体として運用し、全国から優秀な学生を集め、研究マインドを持ち、高度な知識と技術を身に付けた人間的にも優しく、豊かな教養を持つ医療人の養成を目指します。さらに、学生、若手医療人の国際感覚の涵養や、文化の多様性の理解を深めたいと考えています。「光尖端医学教育研究センター」が中心となって本学の強みである光医学を応用した産学官連携の研究を進展します。一方で、常に新たな研究シーズを発掘する体制を整えます。諸機関と密接に連携しながら地域医療体制の中核的存在として高度な医療を安全に提供し、「卒後教育センター」による研修医・専攻医の支援の一体化、専門・認定看護師取得支援等により、有能で人間性豊かな医療人を育成し、地域医療に貢献したいものと思っています。
 前職である病院長として実感したことは、本学職員は真摯に職責を果たし、高いpotentialを有しているということです。本学の最大の財産といえます。協調と調和を基調とした、透明性と公平性のある運営を行いますので、皆様のご理解とご支援をお願い致します。


    平成28(2016)年 4月
                            学 長  今 野 弘 之 (Konno Hiroyuki)



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平成29年4月4日    平成29年度入学式告辞.pdf