本事業の紹介

先端研究基盤共用・プラットフォーム形成事業

先端的質量分析イメージング施設の学術?産業共用促進事業

 浜松医科大学メディカルフォトニクス研究センターは光量子医学研究センターと分子イメージング先端研究センターを統合・改組して平成23年4月に発足した。これまで解剖学講座を中心となって質量顕分析イメージング法の開発と応用研究を行い、学内での共同利用を進めてきた。質量分析イメージング法は生体分子の局在情報を高感度かつ高解像度で取得する新しい技術であり、医学や基礎生物学を専門とする研究者のみならず、食品分野や工業分野の開発者からも非常に大きな注目を集めている。これまでに大学などの研究機関や産業界から多くの共同利用を打診され、解剖学講座の教員が自主的な取組として運用してきた。
 本施設の共同利用が広がることによって、例えば医学分野では生体マーカーの高感度な検出により病気の早期発見が可能になるなど国民の安全と安心の向上を図ることができる。一方、産業界からは食品や薬品の安全性の確保のため化学物質や生体分子の局在情報を求めるニーズは高い。共用促進の成果によって薬剤の作用や安全性検査の時間が短縮され日本企業の産業競争力の強化が期待できる。また、産業界にとっては、高額なイメージング装置を外注で効率的に利用できることになり研究開発投資効果の上昇を図ることができる。