浜松医科大学附属図書館

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古墳紹介

 ただ今、附属図書館入り口の展示コーナーにて、浜松医科大学構内の半田山古墳群から2009年調査で発掘された水晶製の切子玉や須恵器など出土品53点を展示しています。

半田山古墳群とは

 浜松医科大学が立地する台地上には、かつて80基以上の古墳がありました。古墳が密集している様子から、こうした古墳群を「群集墳(ぐんしゅうふん)」と呼んでいます。古墳の多くは直径10mほどの円形をしており(円墳)、内部には横穴式石室とよばれる埋葬施設が築かれています。これらの古墳には須恵器(すえき)や土師器(はじき)と呼ばれる土器をはじめ、、鉄の刀や矢じりといった武器、耳飾りや首飾りなどの装身具が副葬されていました。これらの古墳は、6世紀後半から7世紀前半(約1400当年前)にかけて相次いで築かれたもので、当時の有力な家族が埋葬されました。古墳のいくつかは、現在も大学の敷地内に保存されており、古墳時代の墓地の様子をうかがうことができます。


D16号墳
動物実験施設の南西に位置する直径11.7mの円墳で、内部には横穴式石室が築かれています。石室内からは、土器や鉄の矢じり、琥珀製の玉などが出土しました。出土品の特徴から、7世紀前半(約1400年前)に築造されたとみられます。

D16号墳作業風景1

破損のない完全な状態で須恵器が出土した様子
D16号墳作業風景2-1

右側に広口の壺、奥に平瓶と呼ばれる壺、左は蓋がみえる
D16号墳土器の出土状態


半田山E9号墳
光量子医学研究センターの西に位置する直径13mの円墳で、内部には横穴式石室が築かれています。古墳の周溝からは、多くの土器が出土しました。出土品の特徴から、6世紀後半(約1450年前)に築造されたとみられます。

E9号墳遺物出土状況