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化学療法部(外来化学療法センター)

部の責任者と概要

部長 山田 康秀

山田 康秀

 化学療法部は、平成17年5月に 「がんの治癒率の向上およびがん医療の質の向上をより一層図る事」 を目的として設置されました。その後、当院は平成19年1月に 「地域がん診療連携拠点病院」 に指定されました。がんの治療は、放射線治療、薬物療法、外科治療による集学的治療が必要で、各科の協力により行われますが、化学療法部では特に抗がん剤による薬物療法 (化学療法) を中心に行います。
化学療法を行うためには抗がん剤に精通した専門の医師、薬剤師、看護師が必要で、化学療法部ではこうした関連する医療スタッフのチームで治療にあたります。

当院では各科の専門医が各臓器のがんの治療をEBMに基づくガイドラインに準じ、現在の最善の標準療法を行っています。化学療法部では薬物療法を中心として各科の連携とコンサルテーションを行い、外来治療が可能な患者さんについては、 「外来化学療法センター」 において化学療法を集中管理し、医師、看護師、薬剤師が協力して、より安全で効率的な治療を行っています。外来化学療法センターで実施されるレジメン (使用する薬の種類や量を示した計画書) は、腫瘍センターにおけるレジメン審査委員会の審査を通過した標準的化学療法で、何よりも安全な化学療法の実施を重視しています。同時にがん患者さんの指導、カウンセリングも行っています。

「外来化学療法センター」 は平成17年5月25日に設置され、当初はベッド8床、チェアー6床の14床で始まり、平成25年4月の改修により、ベッド8床、チェアー10床の18床に増床されました。さらに外来化学療法センター内で抗がん剤の調剤が可能となり、化療実施までの時間の短縮、薬剤師による副作用のチェックなどが容易になりました。
化学療法実施件数は月平均400件を超え年々増加しています。

主な特徴・特色について

 従来は入院で行われていました腫瘍に対する化学療法は、その投与方法などの進歩と、患者さんの療養生活の質の向上を目指し、外来通院で実施できるようになりました。そこで、当院では外来での化学療法施行を患者さんが快適に受けていただけるように、外来化学療法センターを設けました。外来化療センターは化学療法部内に設置され、その運営はがんの診療に携わるすべての診療科の医師、専任の看護士、薬剤師により密接な連携をとりながら化学療法を施行しています。

外来化療センターには以下のような利点があります

  1. 数時間にも及ぶ点滴治療を少しでも快適に受けていただくために、点滴用のベッドは完全予約制で、スペースを従来より広くとり、空調設備も整えました。テレビを見ることもできます。
  2. 施設内には専用のトイレと洗面台があります。
  3. 治療前の採血検査は優先的に受けていただき、結果も迅速に出るようになっているため、治療前の待ち時間が短縮されます。
  4. 担当医師の処方せん発行から点滴治療終了まで、化学療法部の専門医師により管理され、より安全な化学療法を患者さんに提供できます。
  5. 専任薬剤師が調剤に当たることで、薬に関する安全性が向上します。
  6. 専任看護師が化学療法中の看護にあたりますので、より快適にそして安全に治療を受けていただけます。しかし、医療保険の規定により新たな料金負担が患者さんに生じます。一回の使用毎に保険自己負担額が1割の方で580円、2割の方で1160円、3割の方で1740円となります。患者さんに化学療法における快適な環境と安全な治療を提供できるように、化学療法センター一同努めております。料金負担額分につきご理解とご同意をよろしくお願いいたします。

施設認定

地域がん診療連携拠点病院
日本臨床腫瘍学会認定施設
日本がん治療認定医機構認定研修施設

センター内;