浜松医科大学医学部附属病院

診療科案内

Speciality Guidance

下垂体腺腫

当科では30年間にわたって下垂体腺腫に対して診療実績を積み、内分泌代謝内科との密接な連携のもと高い治療成績を上げています。また、神経放射線学的診断、病理学的診断も大学附属病院ならではの専門医による詳細な検討が行われています。
下垂体腺腫は、そのほとんどが良性の腫瘍ですが、脳の内分泌機能(ホルモン)の中枢に発生する腫瘍であり、十分な治療経験のない医師のもとで術前のしっかりした診断がなされないまま安易に手術を受けることは、患者さんに重大な不利益を与えかねません。正しい診断に基づいた、正しい治療法を長期間にわたって継続的に行っていくことが何よりも重要です。こうした点から静岡県では、下垂体機能障害を特定疾患に定め、医療費の助成をおこなっています。申請には我々専門の医師の診断が必要です。現在、約60名の患者さんが特定疾患申請のもと外来での通院治療を受けています。このように当科では、長期間にわたって、多くの下垂体腺腫の患者さんを診療しているという点で、全国的にみても優れた施設のひとつです。下垂体腺腫と診断された方、もしくはその疑いのある方は、是非一度ご相談ください。
平成21年4月より下垂体腺腫の外来は、毎週木曜日に酒井直人医師(脳神経外科助教)が担当しています。前任の聖隷浜松病院(主任医長)、市立御前崎総合病院(診療部長)を通じて約180名の間脳下垂体腫瘍の患者さんの治療に関わり、下垂体腫瘍をはじめとする頭蓋底腫瘍の手術に豊富な経験を有しています。

下垂体腺腫について知りたい方のために以下に簡単に説明します。