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11月12日(金)、本学臨床講義棟大講義室において、第5回院内講演会を開催しました。今回は、遺伝子診療部 小島梨紗先生による「腫瘍領域の遺伝カウンセリング」、臨床検査医学講座 岩泉守哉先生による「遺伝子関連検査の結果が返ってきました。内容を患者さんに説明できますか?」と題して行われました。当日は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、院内の医療従事者を対象とし、Web配信も行い、合計58名の職員が参加しました。小島梨紗先生から、遺伝カウンセリングで扱う内容や、カウンセリングは、がんを発症していない血縁者が遺伝的なリスクを知るきっかけとなり、予防、治療へとつながることなどを学ぶことができました。岩泉守哉先生からは、報告書の読み方や、報告書は主治医向けのため、患者さんへは、分かりやすい言葉で説明する必要があることなどが伝えられました。会場での参加者は、熱心に聴講しており、今回の講演も院内医療従事者にとって理解を深める有意義な機会となりました。今後も感染拡大防止策を徹底して、院内講演会を開催していく予定ですので、関係する皆さんのご参加をお待ちしております。