浜松医科大学医学部附属病院

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浜松市立三方原中学校で「いのちの授業〜血液の病気から見える景色〜」を実施しました(令和4年11月11日)

 令和4年11月11日(金)、本院 造血細胞移植センターによる「いのちの授業〜血液の病気から見える景色〜」を浜松市立三方原中学校にて実施し、約700名の全校生徒と職員の方が参加しました。
 がん対策基本法に基づく厚生労働省策定の第3期がん対策推進基本計画(平成30年3月)「がん教育・がんに関する知識の普及啓発」の中で、「健康については、子どもの頃から教育を受けることが重要であり、子どもが健康と命の大切さについて学び、自らの健康を適切に管理するとともに、がんに対する正しい知識、がん患者への理解及び命の大切さに対する認識を深めることが大切である。これらをより一層効果的なものとするため、医師やがん患者・経験者等の外部講師を活用し、子どもに、がんの正しい知識やがん患者・経験者の声を伝えることが重要である」と示されています。
 上記を踏まえ、三井 梢 造血細胞移植コーディネーターより、白血病や血液の病気(病気の症状やその経過、治療法など)、移植治療、「いのちのバトンリレー」とは何かを紹介した後、移植を経験した患者や提供をしたドナーの思い 、さらにドネーションやボランティア活動の紹介を行いました。
 参加した生徒の皆さんは、大変真剣な眼差しで時折メモを取りながら、話を聞いていました。帰宅後、心に残った思いを家族に伝えた生徒もおり、「病気について知り、身近な人や自分の健康について考えるきっかけになった」、「ドネーションを含むボランティアについて知ることができた」、「患者さんと、互いに支えあう社会を自主的につくることについて考える事ができた」、「将来献血をしようと思う」等の感想をいただきました。



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    中学校での講演の様子            三井 梢 造血細胞移植コーディネーター  



(本院は厚生労働省の造血幹細胞移植推進事業が掲げる「造血幹細胞移植地域推進拠点病院」に選出されており、「いのちの授業」は事業の一環として行っています。)