浜松医科大学医学部附属病院

本院について

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がんゲノム医療とがん遺伝子パネル検査(詳細)

 国が定めたがん対策推進基本計画(第3期)(平成30年3月)では、「がん予防」、「がん医療の充実」、「がんとの共生」を主な柱としています。そしてこの全体目標のもと、患者さん本位のがん医療の実現、がん医療の質の向上とそれぞれのがんの特性に応じたがん医療の均てん化・集約化及び効率的かつ持続可能ながん医療の実現を具体的な目標のひとつとしています。

 がんの治療法には主に薬物療法(抗がん剤治療)、手術治療、放射線治療の3つがあり、診断と治療を進めるなかで、2つ以上の治療法を組み合わせる集学的治療を行う場合もあります。それらの治療に加え、近年可能となった治療の一つががんゲノム医療です。  

 ここで本院でのがん遺伝子パネル検査についてご説明します。



本院でのがん遺伝子パネル検査について

 本院では、腫瘍組織や血液検査を使ったがん遺伝子パネル検査を行なっています。本院に通院中の患者さんは主治医の先生に、本院以外に通院されている方は、まず通院中の病院の主治医の先生にご相談ください。(本院は外来受診予約制となっております。)
 がん遺伝子パネル検査を行うにはいくつか条件があり、場合によっては受けられない可能性があること、また検査を受けても治療につながる情報が得られない場合があることをご理解ください。これらの検査受検の条件や検査予約に関する詳細は本院ホームページ(腫瘍センター「がん遺伝子パネル検査」)をご参照ください。



受診の手順と検査の流れ

・検査を受けてみたい、専門家に詳しい話を聞きたいと思われたら、まずは主治医とご相談ください。
・検査を受ける場合は地域連携室で受診予約が必要となります。
・患者さんの治療歴等の診療情報が必要となりますので、必ず主治医の先生(医療機関)からご連絡ください。
・本検査は、がんゲノム医療連携病院としての「がん遺伝子パネル検査」の実施となるため、検査結果説明後は、かかりつけ医での診療となります。

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がん遺伝子パネル検査をご紹介いただく先生へ

 がん遺伝子パネル検査を希望される患者さんがいらっしゃいましたら、ご紹介いただく際、いくつかの確認事項等がございます。詳細は本院ホームページ(腫瘍センター「がん遺伝子パネル検査」)をご参照ください。