静岡リウマチネットワーク
 

令和5年度第1回市民公開講座が終了いたしました

令和5年度第1回市民公開講座が無事終了いたしました。

当日は、天候に恵まれ、100名以上の参加があり3つの講演が行われました。
まずこぼり整形外科クリニック看護師の大石久誉先生に「今日から始められること」をお話しいただきました。看護師と女性の視点から、リウマチ患者さんがまずはじめにした方が良いと思われること、ワクチン、歯科受診、禁煙、食事など多岐に渡ってその重要性をわかりやすく説明していただきました。

講演2では、きもとクリニックの木本理先生による「関節リウマチ治療の最近の話題」をお話しいただきました。木本先生は、当科で一緒に診療を行っていた医師であり、開業して10年ほどになります。木本先生は、出身地が会場に近いこともあり、熱のこもった講演でした。早期治療が大切であること、治療法が進歩してうまく治る場合が増えていること、高齢の患者さんは合併症が多く治療に難渋する場合があることなどを時にユーモアを交えて話してくれました。

講演3では、ふたばクリニックの鈴木大介先生による「関節リウマチ患者さんにおける日常生活の注意点」のお話がありました。鈴木先生も当科で一緒に診療を行なっていた医師であり、数年前に磐田市内でクリニックを開業されました。鈴木先生は、リウマチ患者さんが注意すべき点として、食事、運動、感染予防、口腔および歯科治療、タバコ、アルコール、転倒、健診などとても幅広い内容を話してくれました。

講演終了後、3つのブースに分かれて個別相談会を行いました。10名ほどの希望があり、一人10分くらいを目安として実施しましたが、いろいろな相談があり、かなり時間を超過してしまいました。治療が進歩したとはいえ、患者さんによってはまだまだ様々な悩みを抱えていらっしゃることがよくわかりました。

このような公開講座は定期的に開催いたします。今後も多くの方々のご参加をお待ちいたします。

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