静岡リウマチネットワーク
 

静岡リウマチネットワーク学術講演会が終了しました

先日、静岡リウマチネットワーク学術講演会を開催しました。
今回は、元名古屋大学大学院医学研究科在籍でこの10月に中東遠総合医療センターの整形外科部長に就任したばかりの小早川知範先生と京都大学医学部附属病院リウマチセンターの橋本求先生に講演していただきました。
小早川先生からは、Tsurumai Biologics Communication Registry ( TBCR)を利用して行われたいくつかの臨床研究のデータを披露していただきました。日常臨床に直結するデータであり、関節リウマチに対する生物学的製剤の選択法などに対し、示唆に富む講演でした。
橋本先生には、主に抗シトルリン化タンパク抗体(ACPA)の基礎的及び臨床的な研究成果を示していただき、またアバタセプトの作用がご自身が研究されていた制御性T細胞の作用に類似していることを示され、多くの可能性を持つ薬剤であることを示していただきました。
小早川先生からは、名古屋大学のTBCRや東京女子医大のIORRAレジストリーに匹敵するような静岡リウマチネットワークのレジストリーを構築してはどうかとのご意見をいただき、早速検討してみたいと考えています。
連休初日にも拘らず、参加していただいた中には若手医師が何人かおり、ざっくばらんな話をすることができ有意義な会でした。

添付ファイル

〒431-3192 静岡県浜松市東区半田山1-20-1
浜松医科大学第三内科内
TEL:053-435-1211(9:00〜16:30) FAX:053-435-1211(24時間)
e-mail:srn@hama-med.ac.jp
© Shizuoka rheumatism network. All rights reserved


プライバシーポリシー