浜松医科大学 NEWSLETTER 2025.10(Vol.52 No.1)
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8NEWSLETTER副学長(共創・イノベーション担当)中村 和正副学長(ダイバーシティ・社会貢献担当)佐藤 直美学長特別補佐(国際担当)才津 浩智2021年4月より副学長(産学連携・知財担当)を、そして2022年4月からは副学長(共創・イノベーション担当)を拝命しております。どうぞよろしくお願い申し上げます。私が担当しております「共創」につきましては、地域社会が持つ課題の解決や更なる活性化を目指し、自治体、企業、そして住民の皆様といったさまざまな方々と共に新しい価値を創造していく「地域共創」を推進してまいります。また、「イノベーション」の分野では、産業界との連携を深める「産学連携」、新しい事業を生み出す「スタートアップ」や起業家精神を育む「アントレプレナーシップ」、そして「AI・データサイエンス」の活用に力を入れてまいります。さらに、2025年度に新たに設置された「地域診療教育システム開発センター」では、総合診療医や総合診療に深い理解を持つ専門医を育成し、静岡県東部をはじめとする医師少数区域等の医療を充実させることで、地域へ貢献していく所存です。皆様からの温かいご指導、ご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。2025年4月より副学長(ダイバーシティ・社会貢献担当)を拝命いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。私は2013年4月に臨床看護学講座 成人看護学領域の教授を拝命し現在に至りますが、浜松医科大学への着任は1997年に遡ります。25年以上本学で教育・研究に携わり自身も学んでまいりました。この度、副学長職を拝命し、重責に身の引き締まる思いです。社会全体でダイバーシティの推進が重要視され、さらに現在ではDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)の必要性が謳われています。世界ではこの動きに少しストップをかける向きもありますが、日本ではそもそも男女の格差解消も不十分な状況です。本学では、附属病院の医師トータルサポートセンターが中心となり、特に働く女性医師の支援を行ってきました。その実績を参考にしながら、今後、性別・職種等の属性に関わらず、誰にとっても安心し力を発揮して働ける仕組みづくりに取り組んでいきたいと考えております。また、もう一つの役割である社会貢献については、本学はこれまでも教職員がそれぞれの専門性を活かし活発な社会貢献活動を行ってきておりますが、それらをもっと広く社会に知っていただき活性化につなげること、そして大学全体としてのさらなる社会貢献についても考えていきたいと思います。皆様のご指導・ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。本年4月より学長特別補佐(国際担当)を拝命いたしました。よろしくお願いいたします。私は、2019年に新設された国際化推進センターのセンター長を、設立当初から務めております。コロナ禍で国際交流は停滞を余儀なくされておりましたが、現在は再加速しており、海外臨床実習は昨年度に引き続き22名の学生が、2026年3月〜5月に海外で研修を行います。基礎研究分野における短期海外留学も着実に定着してきており、2024年度は5名の学生が欧米の研究機関にて、現地の研究者とともに実験・議論に取り組む貴重な機会を得ました。また、2024年7月時点で博士課程等に在籍する大学院留学生は32名に達しております。さらに、2024年度前期の半期のみで、海外の医学生や研究生など短期受け入れも32名と、過去最大規模となりました。今後、国際的学術交流も進めていく必要があり、8月25日にインドのSRM医科大学とオンラインで合同医学シンポジウムを開催しました。引き続き、本学の国際化に、微力ながら貢献できるように全力を尽くしたいと思います。何卒ご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

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