5 NEWSLETTER理事(企画戦略・研究担当)・副学長須田 隆文理事(教育・評価担当)・副学長梅村 和夫理事(財務担当)・事務局長三沼 仁本年4月より、理事(企画戦略・研究担当)ならびに副学長を拝命いたしました。昨年度は、今野前学長のもと、企画・評価担当の理事を務めさせていただきましたが、渡邉新学長の新しい執行部では、担当は変わりましたが、引き続き理事および副学長を担当させていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。近年、日本の大学における研究力の低下が指摘されていますが、本学では、競争的資金の獲得額や発表論文数などの研究活動は高水準を維持しています。日本全体としては、研究費の減少や、医師の働き方改革に伴う研究時間の制約、臨床医の研究志向の低下などさまざま課題がある中で、本学がこのような成果をあげているのは、皆様はもとより、前任の研究担当の理事や副学長のご尽力の賜物であると感謝申し上げます。これからも皆様がさらに研究を発展させていけるよう、環境整備や新規プロジェクトの推進などに努めてまいります。本学は、昨年、開学50周年を迎えましたが、これからの新たな50年に向けて、微力ながら全力を尽くしたいと思っております。皆様には、引き続きご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。このたび、理事(教育・評価担当)・副学長に就任いたしました。本学第5期生であり、1998年より薬理学講座教授として教育・研究に従事してまいりました。本年3月に教授職を退任し、その後、現職を拝命いたしました。これまで教育担当副学長として、カリキュラムの改善や教育内容の見直し、組織的な教育マネジメントに取り組み、教育の質の向上に努めてまいりました。今後も理事・副学長として、その経験を活かし、教育の質のさらなる向上と、学生一人ひとりが充実した学びと学生生活を送れるよう、環境整備に尽力してまいります。近年、大学教育の質を客観的に保証するために、外部評価の重要性がますます高まっております。本学では、医学科が2019年度に、看護学科が2024年度に分野別の教育評価を受審し、それぞれ「適合」との評価を得ました。医学科は2027年度に2回目の外部評価を予定しており、すでにその準備を進めております。今後とも、多くの関係者の皆様からのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。本年4月に理事(財務担当)・事務局長を拝命しました。就任直前は地方公共団体(公立大学法人)に2年間出向しておりましたので、国立大学法人勤務は2年ぶりになります。就任して数か月が経過しましたが、本学は、構成員間の意思疎通を丁寧に行いつつも、スピード感を持って意思決定している大学であることを肌で感じました。ご承知のとおり、我が国は少子化が急速に進んでおり、国から高等教育機関に対しては「知の総和(人数×能力)」の向上に向け、質の向上や規模の適正化等を求められていますし、2028年度からスタートする国立大学法人の第5期中期目標期間においては、これまで以上に踏み込んだ改革を求められるのではないかと思います。ただ本学は、高等教育機関であると同時に医療機関でもありますので、少子化の進行だけではなく高齢化の進展にも目を向けて対応していかなければなりません。変化が激しい社会情勢の中で、新たな課題に対しても迅速かつ的確に対応することができるよう、微力ではありますが、学長を支え構成員の皆様と協力しながら尽力してまいりますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。新 執 行 部 の 紹 介
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