浜松医科大学 NEWSLETTER 2022.10(Vol.49 No.1)
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5NEWSLETTERWhatʼs Newトピックス2Introduction新任役員・副学長の紹介理事(財務担当)・事務局長河本 雅弘理事(経営担当)(非常勤)副学長(情報・広報担当)本年4月に理事(財務担当)・事務局長に就任しました河本です。これまで、いくつかの地域、大学・行政機関等を異動してきており、その間、多くの方々に様々な面でお世話になってきましたので、それらこれまでの経験の中で生かせるもののすべてを浜松の地に置いていく気持ちで、「やらまいか」精神を吸収しながら前向きに職務に当たり、職責を果たしていきたいと思っています。法人化以降、本学においても様々な面で変化があったことと思いますし、大学を取り巻く状況も変化していますので、時代・社会・地域からの期待等に応えるべく、これまで以上に教育、研究、医療、社会連携・地域連携を充実させ、適切な業務運営に努めていくため、例えば、学長が4期の柱の一つとして挙げている次世代創造医工情報教育センターの取り組みを早期に充実することなど、将来の浜松医科大学のための基盤強化等に少しでも貢献できるよう微力を尽くしていきます。着任して数か月を経て、医科系単科大学としてのフットワークの良さ、スピード感を意識した取り組み等々を実感しているところであり、国立大学法人の中における本学の数ある良い部分を損なうことがないように構成員の皆様と協力して取り組んでまいりますが、なにぶん力不足ですので、ご指導、ご助言等々くださいますようどうぞよろしくお願いいたします。本年4月から理事(経営担当)(非常勤)を拝命いたしました斉藤薫です。どうぞよろしくお願い申し上げます。私は昭和51(1976)年に遠州鉄道株式会社に入社後、市民の足となる公共交通や生活に必須の住居(マンションや住宅)を提供する仕事に従事してまいりました。平成25(2013)年より代表取締役として遠鉄グループ全体の事業を通じて「地域とともに歩む総合生活産業として社会に貢献する」経営理念の実現に努めております。社会の変化はめまぐるしく、とりわけデジタル社会の進展やコロナ禍を機に、人々の価値観が大きく変化しており、社会貢献の本質的意義を常に問われていると感じています。また、令和3(2021)年より浜松商工会議所会頭を仰せつかり、地域経済の活力向上のため、住民や行政と連携して課題解決に取り組んでいます。医学とは直接的な関わりがないこれらの経験ですが、人の生活を豊かにするという目的において通ずると信じ、浜松医科大学の理事としての役務に活かして真摯に向き合ってまいりたいと思います。どうぞよろしくご指導賜りますようお願い申し上げます。この度、情報・広報担当の副学長を拝命しました。微生物学・免疫学講座(旧ウイルス・寄生虫学講座)の教授を兼務いたします。情報通信技術の著しい発展により、大学の発展・活性化は情報化と不可分であると言えます。情報基盤センターでは、キャンパスネットワーク・情報機器の利用環境の向上をサポートするとともに、情報セキュリティ体制の強化を推進しています。個人情報を含む医療情報、先端技術の研究データや特許技術情報はサイバー攻撃の標的になる可能性があります。年々巧妙化するセキュリティ侵害のリスクを回避しながら、利用者の皆さんに安全に情報システムを利用し続けていただく体制を整備しアップデートしていきたいと思います。附属図書館は、学術情報資源の収集、整理、発信に力を注ぐとともに、学生の自学自習を促進するための環境を、感染症対策を十分行いながら、確保していきたいと思います。今後大学図書館には、社会に広く開かれた、オープンサイエンスへの推進支援が期待されるところですが、将来を見据え、研究データの管理、利活用に図書館がどのように関与できるかについて研究者の方々との意見交換も重要になると思います。また、本学のイメージ向上につながるような広報活動にも尽力していきたいと思います。このような業務、活動について、ご意見・サジェッションがありましたら私に直接でも構いませんのでどうぞ奮ってお寄せください。ご協力の程よろしくお願い致します。斉藤 薫鈴木 哲朗New Executive DirectorsVice Presidents

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