浜松医科大学 NEWSLETTER 2022.3 (Vol.48 No.2)
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大会長講演でしたが、オンデマンド配信を含め、約400名に参加いただきました。 超高齢多死社会を迎え、患者さんのwell-beingを支える食事・栄養療法が求められます。新たに支部会がスタートしたことを踏まえ、テーマは「臨床栄養代謝学の進歩と未来―中部からの新しい風―」としました。今回、特別講演に滋賀医科大学の佐々木雅也先生、教育講演に 令和3(2021)年8月21日に第15回日本臨床栄養代謝学会中部支部学術集会をWEB開催しました。中部支部会は8県(東海4県+北陸3県+長野県)の会員が所属する支部会で、会員数は約3,500名と大きな組織です。今回、中部支部会として初めての学術集会 令和3(2021)年10月1日付で薬剤部特任准教授を拝命いたしました。私は浜松市(旧可美村)の出身で平成17(2005)年に静岡県立大学を卒業後、同大学院に進学し平成22(2010)年に当院に就職しています。大学院在籍中は特別研究学生として当院にお世話になりました。研究テーマとしては免疫抑制薬の薬物動態学的解析と薬力学的解析に取り組んでいます。当院に就職後は治験薬管理業務を担当し、平成26(2014)年には薬剤主任へ昇進し、医薬品情報管理室長となりました。当時は後発医薬品指数が新設されたばかりで、私は当院での後発医薬品使用の定着を一つの目標としました。最終的に後発医薬品使用体制加算の算定に至りましたことは、ひとえに皆様のご協力あってのことです。平成30(2018)年から本年半ばまでの3年間は当院初の専従薬剤師GRMとして病院内を回らせて頂きました。薬剤関連インシデントの実情を学ぶことができ貴重な経験となりました。今後もこれまでと同様に皆様のご支援とご指導を仰ぎたいと考えております。よろしくお願い申し上げます。血液浄化療法部・栄養部 部長加藤 明彦国立長寿医療研究センターの前田圭介先生、諏訪赤十字病院の巨島文子先生、静岡県立総合病院の多久佳成先生、金沢大学附属病院の徳丸季聡先生の4名にお願いしました(巨島先生、多久先生は本学第一内科の同門です)。また、共催セミナーは静岡県立静岡がんセンターの坪佐恭宏先生に講演いただき、一般演題も13題発表していただきました。 コロナ禍の影響で準備期間が半年間と短かったですが、無事に開催できました。これも、栄養部スタッフの協力のおかげであり、この場を借りて深謝申し上げます。薬剤部 特任准教授見野 靖晃令和3(2021)年8月1日〜12月31日13NEWSLETTER第15回日本臨床栄養代謝学会中部支部学術集会(WEB開催)主催学会

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