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1) 短期(卒後3〜6年)の進路 |
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最初の1〜2年間は大学病院、その後2〜3年間は関連病院での研修を行う。 |
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2) 研修内容 |
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研修目標は皮膚科の基本的知識を学び、外来および病棟診療を通じて、皮膚科医師としての社会的責任、態度、皮膚症状の適切な把握、診断、検査、治療に関する基本的手技を学ぶことである。大学病院では指導医の下、主に難治性、重症な入院患者の診療にあたる。当科は特にアトピー性皮膚炎、皮膚悪性リンパ腫、悪性黒色腫、皮膚アレルギー疾患、脱毛症などの診療、研究を得意としている。皮膚科は外来診療のウエイトも大きいことから、外来診療の補助も行い、後の関連病院での研修に備える。関連病院ではさらに多岐にわたる一般的疾患の経験を通して、その知識、技術をより確かなものとする。また、年に数回の学会・研究会での症例報告が義務づけられる。基礎的知識として皮膚病理学、皮膚免疫学の基礎を合わせて学んでいく。
研修終了後はより専門的内容を身につけ、日本皮膚科学会皮膚科専門医を取得する。専門医取得後はさらに後進の指導に当たるとともに自己研鑽に励む。
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3) 科研費(文部科学省科学研究費補助金制度)申請 |
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大学で診療・研究に従事する際、科研費を申請することができる。 |
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研修終了後は、個々に進路が異なる。個別の相談には応じる。 |
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1) 兼業 |
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大学病院で後期研修中における兼業は週2回程度、最初は老人保険施設等から依頼された入院患者の皮膚疾患に対する回診や当直業務をすることが多い。その後一般病院の皮膚科外来診療を担当することもある。研修終了後に大学で研究・診療に従事する際は、より専門的知識の必要とされる病院での非常勤外来診療を兼業にて行う。 |
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2) 病棟での仕事 |
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研修中は指導医の下、主に入院患者の診療にあたる。その後、数年間は指導医として後期研修医を指導しながら、より専門的な知識および技術を身につける。 |
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3) 研究への関わり |
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大学病院研修中は皮膚組織を検体とした蛍光抗体法、免疫組織化学染色やフローサイトメトリー解析等を行う。研修終了後には個々にテーマが与えられ研究を行うが、当科では主に皮膚免疫に関する研究が行われている。 |
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4) 学位 |
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大学院、もしくは論文提出による学位を取得することが可能である。 |
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1) 関連施設(2008年6月現在) |
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泰玄会病院、県西部浜松医療センター、聖隷三方原、聖隷浜松、浜松赤十字、JA遠州、磐田市立総合、袋井市民、掛川市立、菊川市立総合、市立御前崎総合、榛原総合、島田市民、藤枝市立総合、焼津市立総合、県立総合、静岡市立静岡、静岡厚生、静岡済生会総合、富士市立中央、富士宮市立、沼津市立、静岡医療センター、国立駿河療養所の県内23、愛知県1病院に常勤医 (24カ所は医長・医員、1施設は医員を派遣している。
また総合青山、光生会赤岩、共立湖西、引佐赤十字、浜名湖、北斗わかば、西山、湖東、三方原、浜松北、エルム内科、浜北さくら台、協立十全、天竜厚生会、袋井みつかわ、公立森町、掛川北、石井内科皮膚科、誠和藤枝、県立こども、清水厚生、および聖隷沼津の県内20、愛知県2施設に非常勤医を派遣している。
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2) 大学、関連施設の医師不足状況 |
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当科でも医師不足のあおりをうけ関連施設において定員2名のところをやむを得ず1名に減員した施設が複数ある。皮膚科医の需要の増加や開業、産休などの状況が常に起こり、なんとか関連病院を維持しているもののかなり医師派遣に余裕のないぎりぎり状態である。今後大学での学生教育や研究をさらに寿実させるためには、意欲のある新入局員が多数入局してくれることを期待している。 |
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3) 高度先進医療への関わり |
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悪性黒色腫に対する経皮ペプチド免疫療法を行っている。 |
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1) 資格取得状況 |
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日本皮膚科学会皮膚科専門医を取得するためには、皮膚科専門医の指導のもと日本皮膚科学会入会期間が5年以上あり、論文、学会発表、講習会出席からなる単位を所定以上取得した上で、筆記試験、面接試験に合格しなければならない。なお、ローテイト期間も皮膚科研修と認められるため、ローテイト開始時期に日本皮膚科学会に入会した際には、ローテイト研修終了後3年経過すれば、入会期間は5年以上となり、それまでに所定以上の単位を取得できれば、受験資格が得られる。 |
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2) 指導状況 |
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皮膚科専門医を育てるために、当科では専門医のもと医師としての社会性、皮膚科学、病理学などを教育している。貴重な症例などは今後の医療の発展のため、学会・論文発表を積極的に行わせており、指導医がその内容をチェックした後、さらなる上級医にてチェックが行われる。講習会参加については病棟業務の便宜をはかりながら適宜参加している。 |
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3) 大学医局入局のメリット |
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近年、医学会では大学医局と関係を持たずに一般病院へ就職するケースがある。しかし静岡県の皮膚科診療を維持し、かつ各皮膚科医師の偏りの無い有意義な研修をするためには大学入局していただくことが必須である。現在当科関連病院で医局と関係なく皮膚科医師として研修する状況はない。また大学以外で皮膚科基礎研究ができる施設は限られており、基礎研究や学位の取得を希望するなら、後期研修から大学に入るべきである。大学では経験豊かな指導医がおり、豊富な臨床知識、基礎医学、専門知識が得られる施設である。将来を見据えて大学と浜松医大皮膚科関連病院の連携でじっくりと基礎から学ぶことをお勧めする。 |
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