学長メッセージ †

浜松医科大学は、昭和49年(1974)に設立され、以来39年余経ちました。
平成16年4月に法人化され、国立大学法人浜松医科大学に改称しました。
建学の理念は変わりなく、「優れた臨床医と独創力に富む研究者を養成し、独創的研究並びに新しい医療技術の開発を推進し、患者第一主義の診療を実践して地域医療の中核的役割を果たし、以て人類の健康と福祉に貢献する」ことを目標として、ますます発展してきているところです。
本学は、医学科、看護学科および助産学専攻科を有する単科大学です。大学院医学系研究科では、さらに専門知識を高めるため博士課程と修士課程を開設しています。学問をするに相応しい環境を整備してきました。現在、10年、20年先を見据えたカリキュラムの改定に取り組んでいます。本学の卒業生は優秀で、国家試験の合格率は高く、多くの分野で活躍しています。
大学は、研究面において知の拠点としての役割が期待されています。本学は、光医学の基礎的、臨床的研究分野に力を注いでいる点が特徴で、企業と共同研究や交流を深め、近隣の世界的な企業と共同でたくさんの研究が進んでいます。これらの研究のためにメディカルフォトニクス研究センターが活躍しており、質量顕微鏡、MRI、MD−CT、さらにサイクロトロンおよびポジトロンCT(PET-CT)などを備えています。極微弱光を検出する光技術を活用し、光の分野でミクロからマクロの領域まで、病態の診断研究、薬物動態などの研究および創薬等を目指すなど、最新の研究成果を世界に発信しています。 臨床研究においても、手術ナビゲーターなどの医療機器の開発、PET-CT装置の開発などが行われています。ゲノム関連の研究、子どものこころの発達研究も注目されていて、これらの研究は国の支援を受けて、産学官連携の研究拠点を学内に構築しているところです。創薬から臨床応用の過程で必須な臨床試験を行うことができる探索的臨床研究施設を置き、創薬分野にも貢献しています。
医学部附属病院は、浜松市周辺の地域医療に貢献するべく開放型共同診療を行う、地域に根ざした病院です。病院の病棟は最近新築され、移転しました。外来棟の改修は間もなく終わります。本院は特定機能病院であり、最後の砦的な病院を目指し、高度な医療のできる診断・治療医療機器および技術、人材を備えて行き届いたサービスを提供するよう頑張っています。静岡県の人口は370万人超で医師不足が深刻となっています。本学の卒業生は約半数が静岡県内に定着していますが、それでも医師不足は深刻な状態にあります。 臨床研修病院として地域の中核的役割を担い、今後さらに県内に定着する医師を増やし、地域に貢献することを目指して参りますので、本学に対し温かいご指導とご支援をお願い申し上げます。
平成25(2013)年 4月
トピックス †
平成25年度浜松医科大学入学式告辞 (217.3KB)
平成24年度浜松医科大学学位記・修了証書授与式式辞 (211.4KB)
平成24年度医学科第2年次後学期編入学・大学院博士課程入学式告辞 (120.9KB)
平成24年度浜松医科大学入学式告辞 (121.3KB)
平成23年度浜松医科大学学位記・修了証書授与式式辞 (143.4KB)
