児童青年期精神医学

トピックス

2015年5月15日 『浜松医大精神科・児童精神科合同連続講座第6回目』を 平成27年7月19日(日)、20日(月・祝)に浜松プレスタワ-にて開催いたします。
今回のテーマは「精神療法」です。
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※日本医師会生涯教育制度の講座として、計7単位取得可能です。
   【カリキュラムコード】
    2.継続的な学習と臨床能力の保持
    69.不安、70.気分の障害(うつ)
    72.成長・発達の障害

※日本精神神経学会精神科専門医制度、単位取得可能です。
   【取得単位】D群 5ポイント





講座概要

包括的かつ専門的な研修が可能。
質の高い専門家を育てる、かつてない充実した独立講座

 浜松医科大学児童青年期精神医学講座は、浜松医科大学精神神経医学講座ならびに子どものこころの発達研究センターと連携し、臨床と研究の機能を兼ね備えた独立講座です。

 臨床研修の場は、天竜病院児童精神科病棟(50床、29床の閉鎖ユニットを持つ)、浜松医科大学附属病院精神科神経科病棟、さらに近隣の様々な児童施設(児童自立支援施設、発達障害センターなど)と有機的な連携を有しており、包括的、かつ専門的な研修が可能です。さらに我が国において比較的希な、認知行動療法、応用行動分析を主体とした精神療法の研修が出来ます。この様な充実した臨床研修の場はこれまでなく、質の高い子どもの心の専門家を育てるための条件が整っています。

 さらに、我が国有数の生物学的精神医学のメッカである浜松医科大学精神神経医学講座、子どものこころの発達研究センター、連合大学院ネットワークを作る大阪大学、金沢大学などとの共同研究によって、臨床研究と、国際レベルの脳研究の協働が可能です。

教授挨拶

1人でも多くの「子どもの心」の専門家を育てる、わが国初の独立講座

指導教授挨拶 杉山登志郎

杉山教授

 児童青年期精神医学領域は、我が国において、もっとも需給バランスが悪い臨床領域の1つです。少子化にもかかわらず、子どもの心の問題は増え続けています。発達障害、不登校、子ども虐待などの話題が新聞を飾らない日はありません。
 ところが、我が国において、児童青年期精神医学の専門家は非常に少なく(学会認定医が全国で140名しかいません)、国民の需要に対応できてきませんでした。その理由として、医学部に講座が存在しないことが挙げられていました。新たな医師を育てる場に、専門家が必ずいる構造が作られていなかったのです。
 本講座は、静岡県の英断によって、我が国において初めて出来た、児童青年期精神医学の独立講座です。1人でも多くの子どもの心の専門家を育て、静岡県を始め全国に提供が出来ればと考えております。

PROFILE
すぎやまとしろう 1951年静岡市生まれ。
 児童精神科医で医学博士。日本における高機能自閉症やアスペルガー症候群の権威の一人。
 久留米大学医学部卒業後、同大学医学部小児科学教室、名古屋大学医学部精神医学教室に入局。その後、静岡県立病院養心荘、愛知県心身障害者コロニー中央病院精神科医長を務め、カリフォルニア大学ロサンゼルス校神経精神医学研究所に留学。名古屋大学医学部精神科助手を経て、静岡大学教育学部教授、あいち小児保健医療総合センターの心療科部長兼保健センター長、2010年から現職(浜松医科大学児童青年期精神医学講座特任教授)。