博士研究員募集

瀬藤研では、現在博士研究員(業績に応じ、准教授・助教も考慮)を募集しております。詳細な情報を希望される方はこちらまでご連絡ください。
年齢制限はありません。多数の応募をお待ちいたしております。尚、准教授に関しては、原著論文20報程度から考慮します。

所属

瀬藤研では、浜松医科大学の学生として医学博士を取得することが可能です。また、これまでに東京大学、東京医科歯科大学、横浜国立大学、岐阜大学、スタンフォード大学、プリンストン大学などから学生をお預かりして指導しています。また、慶応大学医学部、東京大学医学部等の臨床系の大学院で週に数日実験を学びにくる方もおります。現在すでに大学院等に所属しているが、研究の幅を広げたいため見学や実習を希望される方はお気軽にメール等でご連絡ください。医学部出身者以外のかたも歓迎いたします。

指導実績

Cell

指導してきた学生の全員が在籍2年以内に論文を発表しています。 今年、飛び級で卒業したAさんは僕が初めて指導した学生でしたが、論文を10本以上発表し、日本学術振興会からDC1に採用され、日本の学会や国際学会から賞を受けました。

また、その次の年のBさん、修士だけ来ていたCさんも論文を発表しました。その次の年のDさんは学部学生のうちから原著論文を発表し、修士の一年生で分析化学のトップジャーナルに筆頭著者として発表、国際学会で発表しています。

指導方針

社会に出た際に日本語であれ英語であれ、論理的な文書を書くことは重要なスキルです。これは研究を職業としようと、一般の企業に就職しようと同じことです。そして、このスキルを身に着けるためにはそれなりのトレーニングが必要です。瀬藤研では原著論文を書くことを通じて、この技術を身につけてもらいます。

はっきり言って、今の時代、大学院で学ぶ実験技術などはすぐに通用しなくなります。実験も重要ですが、より重要なのは、調査能力、企画能力、表現能力を鍛えることです。これは特に難しいことではなく、私の研究室の学生が全員論文を書いていることからわかるように、適切なトレーニングコースがあれば誰でもできることです。

コツは、できることから一歩ずつ進むことです。Full Paperは難しいと思ったらShort communicationから。英語が難しいと思ったらまずは日本語の論文から。僕自身も学部のときから毎年欠かさず自分のペースで書いてきました。今も書いています。今でも上達します。多分一生ずっと上手くなるのだと思います。

また、漠然と研究がすきなんだけど、自分が学者や研究者として本当食べていけるのだろうかと不安に思っている学生が多いと思います。よほどお金持ちの家に生まれたり、自分は天才だと確信する例外を除いては普通心配ですよね。この世界には確かに天才がいます。しかし、それは後からわかることです。君もその一人かも知れません。チャレンジしたい。でもチャレンジしてそうでなかったらどうしよう?路頭に迷うのかな?

いいえ、そんなことはありません。この世界も多くの地道に努力を積み上げる秀才たちで成り立っていて、適切な努力は相応に報われます。例えば文部省から助成金をもらったり、授業料が免除になったり、奨学金が返さなくてよくなったりするのは、コネや運ではありません。成績すなわち発表した論文の数で決めているのです。(学生が終わって研究員レベルになると質も重要になってきます。)大学院を選ぶときに、ちゃんと論文が出ている研究室を選ぶことは、我々凡人には極めて重要なことですよ。

このような方針で指導教育しています。
ご興味のある方はこちらまでお気軽にご相談ください。


質量顕微鏡法による共同研究募集
国際マスイメージングセンター
プレッパーズ
顕微イメージングソリューションプラットフォーム
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