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図書館報「ひくまの」

No.39

浜松医科大学附属図書館報  No.39       ISSN 0911-7822 Hikumano

ひくまの
Hamamatsu University School of Medicine

Library Bulletin            Oct.,2000
目 次
  • 翻訳ということ(大木俊夫)
  • シリーズ 二次資料の使い方:医学中央雑誌Web版(目録情報係)
  • 図書館からのお知らせ
    • 平成11年度受入視聴覚・電子資料のお知らせ
    • 平成12年度シラバス(教育要項)掲載図書のお知らせ
    • 第6回CASPワークショップ参加報告
    • 図書館ホームページの利用法
    • 平成11年度図書館閲覧統計
    • 人事異動
翻訳ということ
附属図書館長  大木俊夫
欧米の著作を日本語に翻訳することを「横のものを縦になおす」という言い方がかつてはよく使われた.こうした言い方は,翻訳という仕事がおおよそ学問・研究をするということとはあまり関係のない作業であるという意味合いが込められていたように思う.現在でも欧米の各国語間における翻訳の作業は,わが国におけるほど重要視されない仕事で,訳者名が原著者名と並んで訳書のジャケットや表紙を飾ることは,私の知る限りあまりないようである.少なくとも英米の文学書への翻訳などは,通例そのような扱いしか受けていない.同じインド・ヨーロッパ語族に属する欧米語各国語間の音声,語彙,統語,意味などを含む広い意味での文法的な関係の緊密さ,それぞれの文化の近似性などを考えれば,翻訳の作業は,日本語への翻訳と比べて比較にならないほど容易だからである.また,こうした言語学的,文化的な要因により,それぞれの原語で著作を読む読者が日本に比べてはるかに多いことも,翻訳という作業に重きがおかれない理由であろう.
しかし欧米語から日本語への翻訳,あるいはその逆を行う場合には,冒頭のような翻訳の作業をやや見下した表現は,訳者が謙遜して使う場合は別として,必ずしも適切ではない.実験系の学問と非実験系の学問で程度の差はあろうが,この国では翻訳が学問の進歩を支えてきたことは間違いない.まず何よりも私が今ここで使っている日本語の書き言葉自体が,欧米の著作の翻訳をする過程で,明治時代の翻訳者によってその基礎が確立されたものである.彼らは,とりわけ欧米の抽象概念をあらわす名詞を,これも元々は外来語である漢語に翻訳することに大変な苦労をしたようだ.概念そのものが日本語に存在しないことが多かったからである.この苦労は,翻訳語の成立事情を扱った著作を読めば容易に理解できる.
こうして駄文をつづっていても,言葉遣いのほかに気になるのが読点の打ち方と段落の切り方などの表記の問題である。これらは言文一致の書き言葉が確立する以前の江戸時代から,現代の表記法とは少し違った形で使われていたようであるが,こうした表記法にも欧米語の表記の影響がかなりあったと推測される。しかし日本語においてはいまだにその使い方が安定しない.『日本語とテンの打ち方』といった著作が出版されているほど,書き手によって個人差がある.大学の英語教育でパラグラフの構成を教えなければならないのも,日本語の段落の切り方が確立していないからである.
英語を教えることで糊口の資を得てきた私も,いくつかの著作の翻訳に関わってきた.英語から日本語への翻訳がほとんどであった.この場合は,原文を正確に読み解くことが前提となるが,後は日本語との戦いである.一度だけかなり長い著作を英訳した経験がある.ある反骨の医師の伝記で,The Last Prescription(最後の処方箋)というタイトルにした.訳文をアメリカ人に校閲してもらったことは言うまでもない.日本語で書かれた著作を英訳する方が,その逆の場合より日本人の訳者にとって困難が大きいことは誰にでも容易に想像がつく.アウトプットしなければならない方が外国語であるからというのが主な原因であるが,それだけではない.すでに述べたように,現代日本語の書き言葉が翻訳という作業の過程で成立してきたことと深い関わりがある.
現代の日本語の書き言葉のこのような成立事情から,伝統的な日本語の感覚になじまない生硬な訳語や表現あるいは文体であっても日本人読者は辛抱強く読んできた.いわゆる翻訳調が許されてきたわけである.いや,知的な内容の翻訳書を読むには,こうした寛容と忍耐は不可欠で,翻訳調の難解な文章を読み解くことが一つの重要な能力とされてきた.その最たるものは哲学関係の翻訳書であった.しかし欧米語に訳す場合には,和訳の場合ほど訳者の自由にはならない.英語以外のヨーロッパ語については語る資格が無いが,欧米の書き言葉が,ほぼ明治を境にしてそれまでの書き言葉との間に際立った断絶のある日本語の書き言葉とは成立事情が全く異なることは間違いない.英語の書き言葉について言えば,近代英語に限っても16世紀から連綿と続いている.たとえば17世紀の初め(1611年)にジェームズ一世の下で6年間の年月を費やしてその編纂が完了した欽定訳聖書は,実際には14世紀に活躍した宗教改革者ウイクリフ(John Wycliffe)や15世紀の宗教改革者ティンダル(William Tyndale)の訳が大幅に取り入れられているにもかかわらず,特殊な語彙を除けば日本の高校1, 2年生の英語力で十分理解できるのである.このように広い意味での慣用が確立している言語への翻訳は,日本語からの直訳に近いような生硬な訳ではほとんどの読者は絶えられないようである.言い換えれば,英語の慣用に従った翻訳でなければ読者に受け入れられないないということである.
日本語の翻訳書は読みにくいものと相場が決まっているが,他のヨーロッパの国語から英語への翻訳書は、初めから英語で書かれたものより概して読みやすい.英語と他のヨーロッパの国語との間が,英語と日本語と比較して言語的にはるかに近い関係にあるからだと思われるかも知れないが,日本語から英訳された訳書も読みやすい.このことを考慮すれば,英訳がいかに慣用に合った英語でなされなければならないかが理解されよう.同じ一口に翻訳といっても和訳と英訳ではかなり事情が異なるのである.

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シリーズ二次資料の使い方
医学中央雑誌Web版
 2000年4月より、医学中央雑誌Web版のサービスが開始されました。今までは冊子体かCD-ROMでの利用でしたが、Web版ができたことにより、更に利用しやすくなることと思います。 今回はこの、医学中央雑誌Web版の使い方を紹介します。 まず、医中誌Web版(http://www.jamas.gr.jp)にアクセスします。
医中誌インターネットサービスが表示され、そこに無料体験版と法人向け、個人向けのログインメニューがあります。ここでは真ん中の法人向けの「ログイン」部分をクリックし、次の画面で「ENTER」をクリックします。次に簡単に検索できる「BASIC MODE」とより複雑な検索ができる「ADVANCED MODE」を選択する画面になります。ただし、現在提供されているのは「BASIC MODE」のみですので、そちらをクリックして下さい。TOP画面が表示されます。(図1)
医中誌
(図1)
入力スペースをクリックして、検索したいキーワードを入力し、検索ボタンをクリックすると検索結果が表示されます。検索結果は、カテゴリ分類されたシソーラス語と入力した語(自然語)両方で検索した結果を足したものになります(オートマッピング機能)。この時、検索結果の書誌事項は画面下に表示されています。

入力スペースの下には、1ページあたりの出力件数の設定や、検索対象の限定などができる項目があります。検索時間の短縮のため、初期設定では最新3年分のみが検索の対象となっていますので、これも必要に応じて設定して下さい。

検索項目は、初期状態では「検索語入力」となっていますが、著者名や収載誌名、所属機関名からも検索することができます。「検索語入力」の横の▼をクリックすると、プルダウンメニューが表示されますのでその中から選択して下さい。

この検索結果を更に絞り込むには、「絞り込み検索」をクリックします。収載誌発行年や論文の種類(原著、症例報告、会議録ほか)、言語などを絞り込むことができます。絞り込みたい項目の左にある、チェックボックスをクリックして、レを付けて下さい。(図2)

その他、チェックタグ(動物の種類、年齢ほか)や副標目を限定して検索することも可能です。(図3)
0
(図2)
0
(図3)

検索結果の詳しい内容を表示するには、書誌事項の左上にある文献番号をクリックするか、文献番号の左にあるチェックボックスをクリックして「詳細表示」をクリックして下さい。複数件の場合には、チェックボックスをクリックしておけば、選択した文献全ての詳細内容が表示されます。

これらの検索結果はダウンロードをしたり、メールアドレスへ転送することができます。どちらの場合も、画面下にある出力設定で項目や形式等を選択することができます。ダウンロードの場合は、出力を設定したあとダウンロードをクリックします。保存場所などを聞いてきますので、指定をしてOKをクリックすると、ダウンロードが始まります。終了後も、画面はそのままです。

メール転送の場合は、右側の入力スペースに転送先のE-mailアドレスを入力し、メール転送をクリックします。「データは添付ファイルにて送信されました」というメッセージが表示されますので、「戻る」をクリックして前の画面に戻って下さい。

まだ検索を続ける場合はメイン検索画面へ、終了する場合は右上の「LOGOUT」をクリックして下さい。ログアウト画面で確認メッセージが表示されますので、「確認終了」をクリックして終了となります。

現在当館では、2001年3月までの優待トライアルを実施しています。学内からのアクセスでのみ利用ができますが、トライアルでは同時にログインできるユーザー数が1つだけとなっています。一人が利用していると、他の人は使えません。利用後にログアウトを忘れてしまった場合も、次の利用者が使えなくなってしまいますので、利用後は必ずログアウトを忘れないようにして下さい。
(目録情報係)
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平成11年度受入視聴覚・電子資料のお知らせ
図書館2階AV室と1階視聴覚室でご利用できます。CD-ROMについては、カウンターまでお申し出ください。
No. 資 料 名 資料形態
1 新生児の蘇生  Vol.1~2 ビデオ
2 新生児未熟児の初期管理ビデオシリーズ Vol.1~3
3 21世紀におけるレーザー医療 講演記録
4 医療レーザー脱毛のあり方 講演記録
5 看護のためのアセスメント事例集 Vol.7~12,14~15
6 実践に役立つ緊急時の看護    Vol.1~4
7 分析のサンプル
8 フランス語の書きとり・聞きとり練習 初級編 カセット
9 聞いて覚える・話して覚える フランス語ヒアリング・スピーキング
10 パターンで覚えるフランス基本熟語
11 仏検 準1級・2級必須単語集
12 仏検 3級・4級必須単語集
13 独検合格らくらく30日:ドイツ語技能検定試験・対策問題集 「解説と解答」2級
14 独検合格らくらく30日:ドイツ語技能検定試験・対策問題集 「解説と解答」3級
15 独検合格らくらく30日:ドイツ語技能検定試験・対策問題集 「解説と解答」4級
16 ドイツ語技能検定試験聞き取り試験 '98 3級・4級
17 ドイツ語技能検定試験聞き取り試験 '98 1級・2級
18 辞書なしで学べるドイツ語の最初歩本  CD
19 イラストで覚えるフランス語基本500語:文部省認定仏検対応
20 質量スペクタルデータ集 CD-ROM
21 ハイパー臨床内科学  Ver.2.0
22 今日の診療 Vol.9
23 Clinical oncology library. Ver.2.0
24 Immunology interactive. Ver.2.0
25 Topley and Wilson's microbiology and microbial infections.9th ed.



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平成12年度シラバス(教育要項)掲載図書のお知らせ

平成12年シラバス(教育要項)に掲載されている図書のうち、下記のものを新たに購入しました。 どうぞご利用下さい。

1. 一般教育

(書名)               (著編者等)(出版社)(出版年)
地震と原子力、そしてエネルギーの未来  野村元成  岩波書店 1999
American dream, American reality = アメリカの社会:夢と現実
ジム・クヌーセン  南雲堂   1997
Left brain, right brain      Sally P.Springer 南雲堂  1988
総合学習のためのドイツ語文化史ノート 菅谷泰行ほか 白水社   2000
L'annee en FRANCE 2000         C.Beaumelou 朝日出版社 2000
Nouveau C'est la vie!          Kurata H 早美出版  2000
Mon premier vol Tokyo-Paris:nouvell edition
藤田裕二ほか 駿河台出版社 1999
中国語21              平井勝利ほか  好文出版  2000
一年生のコミュニケーション中国語    劉頴     白水社   1998
中国語プロムナード        大川完三郎ほか  白水社   2000


2. 医学科
死の選択:いのちの現場から考える    森下直貴  窓社   1999
脳・神経研究のための分子生物学技術講座 小幡邦彦ほか 文光堂  2000
Electrophysiology of the Neuron Mac Version(+FD)
Huguenard et al Oxford  1994
Goodman & Gilman's The Pharmacological basis of therapeutics 9th ed
Hardman J.G. McGraw Hill 1996
現代の病理学 各論 改訂第3版     横山武ほか編 金原出版 1988
微生物学                畑中正一ほか編 文光堂 1999
臨床寄生虫学 改訂第4版        大鶴正満編   南江堂 1994
免疫学イラストレイテッド 原書第5版  多田富雄監訳  南江堂 2000
医系免疫学 改訂6版          矢田純一   中外医学社1999
免疫学の入門 第5版          今西二郎   金芳堂  1999
心電図トレーニング 改訂第5版     小沢友紀雄  中外医学社 1997
内科学書 改訂第5版          島田 馨ほか編 中山書店1999
腎臓学:病態整理からのアプローチ    黒川清編   南江堂  1995
The kidney 6th ed            Brenner BM. Saunders  2000
Smith's general urology 15th ed Emil A. McGraw-Hill 2000
新産科学                友田豊ほか編  南山堂 1999
最新産科学 異常編 改訂第19版    真柄正直    文光堂 1993
やさしい精神医学            森 則夫   静岡新聞社1999


3. 看護学科
入門運動生理学             勝田茂編   杏林書院  1997
みて、ふれて、測って学ぶ生体のしくみ  藤井正子ほか 南山堂  1999
診療放射線技術 改訂第9版 上・下   立入弘也編  南江堂  1996
目で見る新しい臨床検査(ビデオ全15巻)猪狩淳監修 医学映像教育センター  1995
社会福祉 第8版:系統看護学講座 専門基礎9
小松源助ほか 医学書院 1998
環境を考える:環境講座         山田浩司監修 科学新聞社1999
看護学概論 第12巻:系統看護学講座 専門1
波多野梗子  医学書院 1997
ブラウンレポート=これからの看護 E.L.Brown 小林美栄訳 日本看護教会出版会 1966
現象学的人間論と看護        パトリシア・ベナー著 難波卓志訳
医学書院 1999
病床の心理学              早坂泰次郎ほか 現代社 1975
新自己理解のための心理学:性格心理学入門
西川隆蔵ほか 福村出版 1998
認められぬ病:現代医療への根源的問い  柳沢桂子  中央公論社 1998
現象学を学ぶ:患者の世界とナース    早坂泰次郎 川島書店  1986
<関係性>の人間学:良心的エゴイズムの心理
早坂泰次郎 川島書店  1994
医療倫理と行動科学:日本保健医療行動科学会年報 1998 Vol.13
日本保健医療行動科学会編集 メジカルフレンド社 1998
基礎看護技術 第12版:系統看護学講座 専門2
薄井坦子ほか 医学書院 1997
看護における安全性東京看護学セミナー         医学書院 1974
なぜ?がわかる看護技術Lesson   大岡良枝 学研 1999
暮らしの中の人間工学          小原二郎   実教出版 1971
新しい感染制御看護の知識と実際:臨床看護セレクション2
新井晴代ほか  へるす出版1996
安全・安楽・自立に焦点をあてた看護介入技術:フローチャート式行動形成ガイド Vol.2
小田正枝編  広川書店 1995
生活調整を必要とする人の看護 Vol.1-Vol.2
奥宮暁子編 中央法規出版 1995-1996
日本人の生活と看護         坂田三充 中央法規出版  1998
新訂 看護観察と判断:看護実践の基礎となる患者のみかたとアセスメント
川島みどり 看護の科学社  1999
からだの知恵:この不思議なはたらき   W.B.キャノン 講談社  1981
ビューティフルデス:有終の倫理学   小原信    中央公論社 1994
臨床看護総論 第3版:系統看護学講座 専門3 
南裕子ほか 医学書院  1997
症状別看護:臨床看護学叢書1    松田たみ子ほか メヂカルフレンド社 1997
経過別看護:臨床看護学叢書2    森田夏実ほか  メヂカルフレンド社 1997
治療・処置的看護:臨床看護学叢書3 陣田奏子ほか  メヂカルフレンド社 1997
危機介入の理論と実際        ドナC.アギュララ著  川島書店    1997
看護モデル:その理解と応用     J.P.リールほか  日本看護協会出版会  1985
The specialty practice of rehabilitation nursing : a core of curriculum 3rd ed
Ann E.McCout  Skokie  1993
腎臓病食品交換表:治療食の基準 第6版 平田清文   医歯薬出版  1996
糖尿病性腎症の食品交換表        日本糖尿病学会編 文光堂  1998
食事評価方マニュアル          Frances E. Thompsonほか 医歯薬出版   1997
老年看護学 第4版:系統看護学講座 専門19
中島紀恵子  医学書院  1997
老年看護 病態・疾患論:系統看護学講座 専門20
佐々木英忠  医学書院  1999
身体機能の老化と運動訓練        藤原勝夫   日本出版サービス 1996
高齢者の生活機能評価ガイド       高橋龍太郎  医歯薬出版  1999
サクセスフル・エイジング:老化を理解するために
東京都老人看護総合研編 ワールドプランニング 1998
痴呆性老人の施設ケア:介護マニュアル  柄澤昭秀   医歯薬出版  1994
老化と痴呆:研究のための方法論     Alistair B. 宮尾真一監訳 
メディカルブックサービス  1995
痴呆性老人のユースフルアクティビティ  Carol B. 竹内幸仁  三輪書店   1999
回想法への招待             野村豊子ほか    筒井書店  1992
痴呆性老人のための作業療法の手引き   植田孝一郎  ワールドプランニング 1996
施設介護の実践とその評価:痴呆性高齢者のロングタームケア
長嶋紀一編  ワールドプランニング 1998
看護六法 平成12年版         厚生省健康政策局看護課   新日本法規  2000
周産期医学必須知識:周産期医学 Vol.26 増刊号
「周産期医学」編集委員会編 東京医学社  1996
実務衛生行政六法 平成12年版     厚生省健康政策局医事課   新日本法規  2000
健康教育論:保健学講座12       宮坂忠夫ほか  メヂカルフレンド社 1999
セクシュアリティと性教育  池谷壽夫  青木書店  1993
子ども虐待と性教育           浅井春夫  大修館書店  1995
新・学習指導要領ハンドブック      宮原修編  教育開発研究所 1999
看護教育学 第3版           杉森みど里 医学書院  1999
看護の教育学序説:通底する臨床性    杉山喜代子 ゆみる出版  1999
看護教育:看護MOOK No.37       氏家幸子編集・企画  金原出版   1991
看護教育評価の基礎と実際        田島桂子  医学書院   1987
システム論による看護の実践:家族看護で効果を発揮する問題解決技法集
日本システム看護学会編著  日総研出版  1996
家族看護モデル:アセスメントと援助の手引き
森山美和子  医学書院  1995
看護における研究 第2版:看護学大系10
井上幸子ほか  日本看護協会出版会 1999


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第6回CASPワークショップ参加報告
平成12年度厚生科学研究事業「EBMを支えるリサーチライブラリアン養成についての調査研究班」主催で、第6回CASP(Critical Appraisal Skills Programme)ワークショップが7月22-23日名古屋大学で開催され参加する機会を得たので概要を報告する。

CASP(キャスプ)は、英国オックスフォードで始まった医療消費者である市民の健康支援活動で、患者や医療従事者を主な対象とし国際的にもその活動をひろげている。この目的はEBMの手法に基づいて、医学論文を批判的に吟味し自らの判断に活かす方法を身に付けるためのワークショップで、「実際の論文の質を見極める作業をグループワークの中かで実践する」ものである。今回のワークショップは、臨床論文(RCT)及びシステマテイックビューの批判的吟味を小グループで行うグループワークと、PubMedを使用したfinding the evidence―論文検索の実習が主な内容であった。日本でもCASP JAPANにより、患者・看護婦・薬剤師・医学図書館員等にCASPは展開されつつある。このワークショップは、臨床試験や統計学への理解の必要性を再認識させるとともに、医療の提供と消費のサイクルの中で医学図書館員の場所について考えさせれられた研修であった。
(目録情報係)
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図書館ホームページの利用法
図書館ホームページ
本学図書館のホームぺージからいろいろな情報を取り入れることができます。
今回改めて、ご紹介しますのでご利用ください。

①お知らせ
図書館の最新の情報を掲載しています。電子ジャーナル等トライアルの情報もここにあります。

②図書館利用案内
本学図書館の概要・利用規則・各申込みの方法・資料配置図等が見ることができます。

③利用マニュアル
文献資料の探し方、各種データベースの検索方法等があります。

④OPAC
本学図書館で購入した図書・雑誌の検索が出来ます。図書館には専用端末が3台ありますが、ここをクリックすると自宅からでも検索できます。他大学の所蔵・雑誌も検索可能です。

⑤MEDLINE
世界中の医学文献を収録 学内専用のOvid MedlineはTelnet版とWeb版があります。これを利用するには、IDの登録が必要です。ここからEBMRの検索もできます。 ほかにFree Medline としてPub Medがあります。

⑥資料案内
毎月の新着図書資料、受入雑誌、ほかに学生用図書、シラバス掲載図書、視聴覚資料、CD-ROM、資料、購入希望の図書リストなどが見ることができます。

⑦Online Journal
各雑誌のホームページのリンク集 各ジャーナルの目次や雑誌によってはフルテキストを冊子よりもいち早くみることができます。投稿規定集もあります。

⑧図書館報「ひくまの」の電子版です。

⑨LINK
他大学の図書館や医学関係機関・検索エンジンなどのホームページリンク集

⑩医学中央雑誌
医学中央雑誌Web版へのリンクです。ただいま3月まで優待トライアル中です。

こんな時には・・・

○ 探している図書・雑誌が本学図書館に所蔵しているか知りたい。
  • ④(OPAC)をクリック。「WWW版OPAC」→「図書館資料検索」で検索画面へ。
  • 書名からの検索の場合は書名に含まれるできるだけユニークな単語を入れて下さい。
  • 検索結果の中から希望の図書・雑誌をクリックしてください。
  • 画面下の所蔵のコーナーにある所在が「図書館」とあれば図書館で所蔵しています。
  • 一般図書・医学図書は1階に分類されています。
  • 雑誌は1985年以降が2階の雑誌架、1984年以前の雑誌は1階の電動書架に配架されています。

○ 他大学の図書館の情報を知りたい。

  • ⑨(LINK)をクリック。「日本国内の図書館」をクリック。全国の大学図書館にリンクをはってありますので、事前に利用したい図書館の情報を取り出すことができます。

○ 他大学の図書館の所蔵を知りたい。

  • ④(OPAC)をクリック。「他の図書館の所蔵検索」→「日本のOPACリンク集」→「日本国内図書館のOPACリスト」をクリック。各大学の所蔵検索画面へ入ることができます。
  • 「Webcat」(大学図書館総合目録データベース)をクリック。特定の図書または雑誌をどの大学で所蔵しているかを調べることができます。

○ 日本国内の医学文献情報を集めたい。

  • ⑩(医学中央雑誌Web版)をクリック。「法人向けのサービス」のLoginをクリック。<1994~2000年までの情報検索が可能です。学外からは入ることができません。

○ 外国の医学文献情報を集めたい。

  • ⑤(Medline)をクリック。1966年から現在まで生物医学と関連領域の情報が収録されています。学内専用Medlineは、「Medline検索画面へ」Web版、Telnet版いずれかをクリックしてください。ただし事前のID登録が必要です。
  • 「PubMed」(Free Medlline) は学外からもフリーで利用できます。詳しい使用方法は、「PubMed Manual」をクリックしてください。

○ 雑誌のコンテンツをみたい。

  • ⑦(Online Journal)をクリック。 雑誌のアルファベット順・出版社別にリンクされていますので利用したい雑誌をクリックしてください。ここでは、フルテキストが見られる雑誌もあります。
  • ⑦の最後「その他のOnline Journal リンクサイト」の「UnCover Web」をクリックすると約1万7千種の外国雑誌のコンテンツを見ることができます。同じくここにある北海道大学附属図書館の「Online Journal 」では和雑誌のコンテンツが見られます。 

○ 雑誌の投稿規定やインパクトファクターを知りたい

  • ⑦(Online Journal)をクリック。「その他のOnline Journal リンクサイト」の「各雑誌の投稿規定を集めたもの」をクリックします。

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    平成11年度図書館閲覧統計
    1.蔵書統計
    図  書 雑  誌
      蔵書冊数 受入冊数 所蔵種類数 受入種類数
    和 書 51,723 1,639 和雑誌 1,358 544
    洋 書 65,405 1,778 洋雑誌 1,982 567
    117,128 3,417 3,340 1,111


    2.閲覧統計
    開館日数 入館者数 特別利用者数
    296 184,381 35,089


    情報検索件数 文献複写件数
    オンライン 2 依頼 8,913
    CD-ROM 26,256 受付 9,729
    26,258 18,642


    貸出人数 貸出冊数
    図書 雑誌 視聴覚資料
    学生 5,017 7,154 1,348 43
    院生 449 486 194 57
    職員 872 795 884 87
    その他 201 279 19 29
    6,539 8,714 2,445 216


    平成7年度~平成11年度利用統計
    1

    2

    3

    4
     最近5年間の利用統計をグラフにしました。特別利用入館者が大幅に増加しています。他人に迷惑をかけない利用を心がけて下さい。また情報検索が数年前から減少していますが、これはPubMedなどインターネットを使った検索が増えているからだと思われます。
    (目録情報係)
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    人事異動
    平成12年4月1日付
    配置換  管理係長  宮本茂幸(医事課専門職員から)
    平成12年6月16日付
    併任   図書館長  大木俊夫(英語・教授)  

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    浜松医科大学附属図書館報「ひくまの」                   2000年10月31日発行
    編集委員:江口 愛子、小濱 進、夏目 雅代、磯部 祥子
    発行:浜松医科大学附属図書館 〒431-31 浜松市半田町3600 Tel053-435-2171 Fax053-435-5140