index > 図書館 > 図書館報「ひくまの」 > No.35

図書館

図書館報「ひくまの」

No.35

浜松医科大学附属図書館報  No.35       ISSN 0911-7822 Hikumano

ひくまの
Hamamatsu University School of Medicine

Library Bulletin            Oct.,1998
目 次
  • 雑 感(藤井 正子)
  • 留学生から見た図書館(李 仁勇)
  • シリーズ・二次資料の使い方:Web Medline(目録情報係)
  • 図書館からのお知らせ
    • 学部学生の特別利用サービスを開始しました
    • 図書館業務用電算機システム更新のお知らせ
    • データベース共同トライアルについて
    • 平成9年度受入視聴覚資料のお知らせ
    • 平成10年度シラバス(教育要項)掲載図書のお知らせ
    • 平成9年度図書館閲覧統計
    • 平成5年度-平成9年度利用統計
    • 人事異動
雑  感
基礎看護学 教授 藤 井  正 子
 看護学科に移り、管理棟にほぼ2年間居候生活をしているうちに、何となく図書館とは無縁になってしまった。確かに看護学科に移って実験をしなくなった分あき時間は本を読む良い機会であったが、そうはならなかった。何となく神経を使っている感じで本学設立当初について語られている苦労話しを実体験した気分であった。
新看護学科棟に入って個室で夕方を過ごすようになってやはり孤独を楽しむことと本を読むこととは関係があったことに気づいた。元来、夜は大学で孤独を楽しむことに慣れていたせいか、教員室をいただいてから、有機溶媒の臭いに悩まされながらも精神的には落ち着いた生活に入った気がする。これからはまた図書館にお世話になることも増えそうである。管理棟に引っ越しをした機会に今までおりにふれて集めた文献の整理をした。動物実験をしなくなり、研究方向を変えたため、せっかくの文献も今後役に立ちそうにない。ただ捨てるに捨てられず積んである。これらの文献を丁寧に読んだかは疑問であることから、これからはコピ-をしないでなるべく図書館で読み、資料は増やすまいと決心したが、いろいろな理由をつけてコピ-に頼ることがなお続いている。
浜松にきてから10年以上になるが、その間脳図譜はなるべく買うように努めた。そのいくつかは、木村書店の広告による古本である。日本猿の脳図譜を作る際 Olszewski の赤毛猿の視床の脳図譜は先客があって手に入れ損なったという思い出がある。 1952 年の本で現在ヒトの脳をみるのに役立つのではないかと思うと残念であるが、お手伝いさせて頂いた日本猿の脳図譜は大体それと同じ分類であるので見当はつきそうであるし、買い手がわかっているので必要なときはそこで借りられるので安心している。
思い起こせば、最初は猫、ついで猿、こうもり、ラット、マウス、現在は、山梨医科大学の第2解剖学教室でニワトリの脳をみせてもらっている。ほとんどの場合出版された脳図譜を見たが、こうもりは文献すら使った覚えがない。一番高価だったのは現在あまり使われていないが、Akert のヒトの脳図譜であった。ドイツ式というか、Akert 式のヒトの核分類で区分されているので、読みにくい。これは、動物の研究を中心にして分類する方式とはかなり異なるのである。最近では動物の分類をヒトに応用して使うことが多くなったので苦労せずにすむ。しかし、哺乳類間でも脳はヒトと動物とでは当然異なる。特に視床の核分類を考える場合などその思いは強い。ネズミになるともうヒトの視床外側核に相当するものはほとんどなくなる。連合野がほとんどないので当然であるが、そう思って最近ニワトリの脳をみて、nucleus rutundus は Kappers には視覚系に関係する背側核とかいてあり視床外側核に近いものらしいので、一概にものを云ってはいけないらしいことに気がついた。視床は両生類や鳥で背側核と腹側核に分けているので、外側核系は背側核に入ってしまう。動物の脳を考えるとき系統発生学的に考えて結論を出してしまう前に生態学的なことも考えなくてはならないらしいのである。
ヒトやニワトリは視覚動物であり、視覚の発達は悪く巨嗅動物といわれているラットは嗅覚で主に生活していて、どちらかというと夜行性動物である。ラットや動物の脳の研究結果からヒトの脳をうっかり説明してしまうと間違いが起こる。最近、看護学科の総合科学概論を担当して、立花隆の脳死の本を読んでいて気づいたことがある。説明図に赤核脊髄路が載っているのだが、霊長類では赤核は小細胞性になってきて、ヒトでは大細胞性赤核は全くなくなってしまうので、赤核脊髄路は存在しない。博学な立花隆のことである。多分解剖学者が説明もつけずに脳の伝導路の図を作ったものを使用したにちがいない。このようなことは脳ではしばしばおこる
もう15年以上前である。猫の視床下部の後外側部に小さい特異的な細胞集団を見つけ、それがヒトの外側隆起核に相当するのではないかと疑問をもった。それを系統発生的に調べるため、当時脳の標本を持っていることで世界でも有名なドイツマックスプランク脳研究所の Stephan 博士の所に行って標本を見せてもらったことがある。1ヶ月いて旧世界猿から新世界猿まで10種以上の脳の連続標本を見せてももらったが、そこで作られている標本の量に驚いた。廊下の両側に天井まで標本棚が作られていた。1ヶ月いて1つの論文を書けたのであるから、おびただしい脳の情報の倉庫である。最初は自分で脳の標本を作って調べてみようと思ったのであるから、時間的には考えられない程の節約である。ドイツへ行くことを思い立ったからよいが、そうでないと不必要な労力を使うことになった。東京大学の脳研究施設の故小川鼎三教授もたくさんの脳の系統解剖学的な標本を作られた。今はどうなっているかわからないが、ここにもかなりの脳の情報の倉庫があったはずである。
図書館機能も、本ばかりでなくビデオもあり多角化している。図書館というと本が中心になるであろうが、情報の集積場所としてもっとマルチ空間になって、標本などもおいておく博物館機能も兼ねてくれるとありがたい。構造が複雑で連続切片を作らなければならないのは脳だけかもしれないが、それだけの標本を作るために時間がかかる。脳の連続標本は脳図譜という形で出版されているものがあるが、そのような形にならずに埋もれてしまっているものもあると思う。マックスプランク脳研究所の Stephan 博士の標本もどうなってしまったかちょっと気になる。あの研究所もそう大きな建物ではなかったので、きっとその後の標本の始末には皆で知恵を集めたことと思う。日本では講座主任が変わるたびに膨大な標本が捨てられているが、脳の連続切片のようなものは図書の情報と同じように大切なのではないかと思う。両方の機能、つまり博物館と図書館とを兼ねたるならば広い建物が必要である。大英博物館の図書館であったような気がするが、日本では思いつかない。夢のまた夢であろう。最後に私の脳図譜のリストを挙げておく。
  1. Berman, A. L.: The Brain Stem of the Cat: A Cytoarchitectonic Atlas with Stereotaxic Coordinates. University of Wisconsin Press. 1968.
  2. Berman, A. L. and Jones, E. G.: The Thalamus and Basal Telencephalon of the Cat. A Cytoarchitectonic Atlas with Stereotaxic Coordinates. University of Wisconsin Press. 1982.
  3. DeArmond, S. J., Fusco, M. M. and Dewey, M. M.: Structure of the Human Brain. A Photographic Atlas. Ⅲ. 1989.
  4. Duvernoy, H.:The Human Brain. Surface, Three-Dimensional Sectional Anatomy; and MRI, Springer, 1991.
  5. Kusama, T. and Mabuchi, M.:Stereotaxic Atlas of the Brain of Macaca Fuscata. University of Tokyo Press. 1970.
  6. Olszewski, J. and Baxter, D. : Cytoarchitecture of the Human Brain Stem.Ⅱ. Karger, 1982.
  7. Ono, M., Kubik S. and Abernathey, C.D.: Atlas of the Cerebral Sulci. Thieme, 1990.
  8. Palkovits M. and Brownstein, M. J.: Maps and Guide to Microdissection of the Rat Brain. Elsevier, 1988.
  9. Paxinos, G. and Watson, C.: The Rat Brain in Stereotaxic Coordinates(新しい版では皮質の区分もされている). Academic Press, 1982.
  10. Paxinos, G., Tork, I, Tecott. L. H. and Valentino, K. L.: Atlas of the Developing Rat Brain. Academic Press, 1991.
  11. Pellegrino, L. J., Pellegrino, A. S. and Cushman, A. J. : A Stereotaxic Atlas of the Rat Brain. Plenum, 1979.
  12. Rorke, L. B.and Riggs, H. E.: Myelination of the Brain in the Newborn. Lippincott, 1969.
  13. Schaltenbrand, G. and Wahren, W.: Atlas for Stereotaxy of the Human Brain. Thieme, 1977.
  14. Snider, R. S. and Lee, J. C.: A Stereotaxic Atlas of the Monkey Brain (Macaca mulatta). University of Chicago Press. 1961.
  15. Snider, R. S. and Niemer, W.T.: A Stereotaxic Atlas of the Cat Brain. University of Chicago Press. 1961.
  16. Stephan, H., Baron, G. and Schwerdtfeger, W. K.:The Brain of the Common Marmoset (Callithrix jacchus) A Stereotaxic Atlas. Springer,1980
  17. Swanson, L. W.: Brain Maps. Structure of the Rat Brain. Elsevier, 1992.
  18. Tigges, J. and Shantha, T. R. : A Stereotaxic Brain Atlas of the Tree Shrew (Tupaia glis). Williams & Wilkins, 1969.
  19. Yoshikawa, T.:Atlas of the Brains of Domestic Animals, University Tokyo Press,1967
  20. Zilles, K. The Cortex of the Rat. A Stereotaxic Atlas. Springer, 1985.

目次へ

留学生から見た図書館
大学院生 李  仁 勇
 「学而不思則罔、思而不学則殆」最初に浜松医科大学の附属図書館を訪れた時、川島先生が書かれたこの「論語」の一節が一番印象的でした。それは祖国を離れた留学生にとって、馴染んだ中国の文化がこれほど身近に感じるとは思わなかったからです。
私が最初に図書館と出会ったのは中学校です。六畳位の大きさの暗くて本もあまりない図書室でしたが、文化大革命が終わったばかりの頃でしたので、なかったよりはましでした。ただし、先生しか使えないという規則があったみたいですが、なんとかして、使うようになりました。高校時の図書館は二階建で大きかったですが、青春時代のせいか、いろいろな雑誌ばかりを読んだ場所として、記憶に残っています。図書館を本当の意味の「学」として使ったのは、大学に入ってからです。自習室としての図書館は、私にとって、医学ばかりではなく、様々な分野の知識を身に付ける場所でもありました。その時、私の大学(中国医科大学)の図書館は二つの部分に分けられていました。一つは学部学生用で、もう一つは先生と大学院生専用でした。学部学生用の方は授業の隙間とか、お昼になると新聞を読みに来る学生で一杯でした。そこは学生にとって、国と世界の事情を知るための便利な窓口でもありました。その時、隣の先生専用の図書館はどんなものかなと、時々好奇心が涌いて来ます。「学」をしてから「思」;「思」が済んでから再び「学」をしたい時には、どうしてももっと沢山の資料(情報)が必要になります。そこで知り合いを通じて、先生専用の図書館の方にもある程度自由に出入りすることができましたが、本や雑誌などを借り出すことは出来なくて、時々不便を感じました。その不便の悔しさを一掃したのはここの浜松医科大学の附属図書館です。
浜松医科大学の附属図書館は私達留学生にとって、「学」をする場所でもあれば、「思」をする場所でもあり、また「学」と「思」を繋いでからさらに「学」が出来る場所でもあって非常に便利な所です。特になによりなのは特別利用カードを使用すれば、日曜日と祝日にもかかわらず、二十四時間いつでも利用できます。図書館の中には教科書を始め、いろんな参考書や、辞書、事典と医学雑誌及び人文科学の本と視聴覚資料などがそろっていて、なんの不便も感じません。特に、中国の留学生にとっては、日中辞典や中日辞典及び英漢医学辞典などがあって、非常に便利です。中国語の海外版新聞も閲覧室に置いてあるため、中国人留学生はよく利用します。浜松医科大学の附属図書館には医学雑誌はそれほど多くないものの、必要になれば職員の方に頼んでよそから文献のコピーを取り寄せることができます。また、なにかわからないときには図書館の職員の方がいつも親切に教えてくれます。実験の途中でも、いい「思」が浮かべば直ちに図書館に行って、情報端末のコーナーでMEDLINEや医学中央雑誌のCD-ROMによる医学文献検索ができて、すこしも不便を感じません。さらに図書館とのネットワークを利用すれば教室でもLINKを通じて最新の情報がすぐに入手できます。インターネットを利用すればONLINE JOURNALが無料で使えるし、世界中の情報を一早く知ることができて、素晴しいです。最近になって図書館入口に、ブックディテクションシステムが設置され、利用者がバッグ等を館内に持ち込めるようになり、もっと利用し易くなっています。学部学生でも特別利用カードを使えば、いつでも利用できます。研究が行詰まった時や、なにかわからない場合に一番先に思い出すのはやはりここ、図書館です。
私達留学生にとっては、日本の医学科学技術ばかりではなく、日本の社会、文化や歴史にも興味を持っています。その時には、図書館からそれらの本を借り出して読むことがあります。或いは日本の新聞や週刊誌などを通じて、日本をもっと理解しようとしています。緊張した研究生活の中で、自由閲覧室の新聞を読むことや、視聴覚室の言語のテープを聴くこと、或いは、たまに音楽を一曲聴くことはリラックスができて、研究の疲れもとれます。
「学而時習之不亦説乎」この「論語」の一句を考えながら、浜松医科大学の附属図書館をもっと楽しい学習の場所として活用したいと同時に、将来、ここがきっと私の日本留学生活の懐かしい思い出に残るだろうと思っております。

目次へ

シリーズ・二次資料の使い方
Web Medline
 今回は、Web版Medlineの使い方を紹介します。
検索内容は、これまでのMedlineとほとんど変わりませんが、基本的に画面上のメニューをクリックして検索を進めていく、メニュークリック方式です。今までと比べると、操作方法がわかりやすくなっています。
○Login方法
WWWブラウザを立ち上げ、URL http://hikumano.hama-med.ac.jp/ にアクセスして下さい。図書館ホームページの「Medline」からもアクセスができます。ただし、どちらも学内者のみ利用が可能です。
Login画面で「ID」入力ボックスをクリックし、小文字で User ID を入力します。次にtabキーを押し、Passwordを小文字で入力して、「Start Ovid 」をクリックして下さい。Ovid News Page が表示されますので「Continue」をクリックして次の画面に進み、検索したい年代を選択して下さい。
なお、利用者IDを登録後に初めて利用する場合は、telnet でアクセスし、利用者が自分で Password を設定して下さい。
○検索方法 Login後、検索基本画面が表示されます。キーワード検索の状態で、マッピング機能はオンの状態になっていますので、このままの状態で検索を開始すると、入力したキーワードを最適なMeSH語へと誘導します。キーワードそのものから検索したい場合は、「Map Term to Subject Heading」の左にあるチェックボックスをクリックし、マッピング機能を解除してから検索して下さい。

Map Term to Subject Heading

まず、入力スペースをクリックして、検索したいキーワードを入力します。大文字、小文字はどちらでも構いません。入力後、「Perform Search 」ボタンのクリックで検索が開始されます。検索結果は10件ずつ表示されますので、画面の上または下にあるナビゲーションボタンで通覧して下さい。
これらの検索結果は、「Abstract」(抄録)や「Table of Contents 」(目次)等をクリックすれば、それぞれに対応した内容を見ることができます。その他「 Full Text 」(フルテキスト)などがありますが、すべての検索結果で対応しているわけではありません。検索結果画面に戻るには「Titles」ボタンをクリックして下さい。
また、「Author」(著者名)、「Journal」(雑誌名)など、キーワード以外からの検索もできます。検索項目の切り替えは、画面上部のアイコンをクリックして下さい。
○出力方法 書誌事項が表示された画面の最後にある「Citation Manager」で各オプションを選択し、画面表示や保存を実行します。
「Citations」では出力したい文献を選択します。
「All on this page 」は、画面に表示されている10件、「First 200 in this set」は、検索集合の最初の200件、「Selected」はチェックボックスをクリックして選択した文献が対象になります。
「Fields」では出力したい文献の項目を選択します。
「Citation only」は書誌事項のみ、「Citation+Abstract」は書誌事項と抄録、そして「Citation+Abstract+Subject Headings」は書誌事項と抄録とMeSH用語が対象になります。「Complete Records」はすべての項目が対象となります。
「Save Format」では、「Dos/Windows」、「Macintosh」、「 Unix 」の中から使用端末に対応したものを選択します。
「Action」では画面表示や「E-mail」、保存を選択します。
「Display」をクリックすると、検索した文献の表示と印刷ができます。 まず、文献を選択してから「Display」をクリックして表示します。印刷はブラウザの印刷機能を使用しますが、一度画面表示をしてから印刷を実行して下さい。
「E-mail」をクリックすると、検索した論文をメールとして送信することができます。
「E-mail citations to」に送信先のアドレスを入力し、メッセージを付けて送信しますが、一度に多数の相手に送る場合は、各アドレス間にカンマを入れて送信して下さい。
「Save 」をクリックすると、検索した論文をブラウザの保存機能を使って保存する事ができます。「文書を保存する」をクリックし、保存場所とファイル名を設定して実行します。
○終了方法
「Main Search Page」ボタンをクリックして、検索基本画面に戻って下さい。画面上部にある「Logoff」アイコンをクリックすれば、検索終了です。
年代を変更して引き続き検索をしたい場合は、ここで「Change Database」をクリックして下さい。年代選択の画面になり、引き続き検索ができます。
なお、検索終了後は、ブラウザを終了させてWeb Medlineの画面を閉じて下さい。
<目録情報係>
目次へ
図書館からのお知らせ
学部学生の特別利用サービスを開始しました
 これまで図書館閉館時の自動入退館システムによる特別利用については、教職員及び院生等に認めてきましたが、平成10年7月1日から、学部学生に対しても特別利用を開始いたしました。この特別利用は、教育、研究、診療及び学習などで夜間も図書館の利用を希望する方のために、24時間、図書館の利用を認めるものです。24時間開館が、今後も順調に運用出来るか否かは利用者ひとりひとりのマナーにかかっています。ガイダンス、特別利用マニュアル、掲示等の利用規則を守り、多くの利用者がこのサービスを有効に活用することをお願いいたします。
なお、利用に際しては申請書の提出が必要です。図書館カウンターまでお問い合わせください。

目次へ
図書館業務用電算機システム更新のお知らせ
LEFT: 図書館では、業務用電算機システムの機器を平成10年11月1日に更新する予定です。ここでは、利用者の方に関する事項について、その概要をお伝えします。詳細は、後日、WWWの図書館ホームページや次号の館報「ひくまの」でお知らせします。
  1. OPAC(Online Public Access Catalog : オンライン蔵書目録検索)
    新たに加わる機能のうち、主なものは以下のとおりです。
    1. WWWOPAC
      従来のtelnet版に加えて、WWWブラウザから検索できるようになります。
    2. 英語版OPAC
      英語表示による検索メニューが新設されます。
    3. 曖昧処理
      表記上の揺れをシステムが自動吸収して検索します。長音や拗音などのカタカナ表記の違いや中点・中棒・括弧などの記号の有無、大文字/小文字、全角/半角、漢字の異体字、ひらがな/カタカナなどの違いについて、区別せずに一括して検索します。また、文字列の部分一致による検索機能も強化されます。
    4. 複合条件検索
      複数の条件を多元的に組み合わせた検索が、より使い易くなります。また、検索結果を見て条件を修正して、何度も検索することができます。
    5. 雑誌の到着状況
      雑誌の新着各号の到着状況が確認できるようになります。
    6. 新着図書リスト
      最近何日間のものに限るか、日数を指定することによって、新着図書リストが得られます。他の検索条件との組み合わせも可能です。
  2. 貸出、返却など
    主な変更点は、以下のとおりです。
    1. 貸出、返却
      AV資料及び研究室備付図書は、現行システムではマニュアル処理に拠っていましたが、新システムでは電算機による貸出、返却が可能になります。
    2. ペナルティー
      新システムでは、延滞資料がある場合は、その資料が返却されるまで新規貸出はできなくなります。
  3. 利用者カード(身分証明書、学生証、貸出証)
    特に変更はありません。現行の利用者カード(身分証明書、学生証、貸出証)はそのまま利用できます。
  4. その他
    機器更新作業は、10月末から11月上旬を予定しています。この間、OPAC、資料貸出、ILL(図書館間相互貸借)など、利用者サービスに係る業務は停止しないように工夫いたしますが、やむを得ずサービスを停止する場合があります。利用者、皆さんのご協力をお願いいたします。

    目次へ
データベース共同トライアルについて
(ProQuest Directと ProQuest Digital Dissertations を試供中)
 本学図書館のホームページの Online Journal のページから、米国UMI社の2つのデータベースサービス、ProQuest Direct と、 ProQuest Digital Dissertations が、無料で利用できますので、ご利用ください(WWWブラウザのプロキシサーバの設定として、本学のWWWサーバのIPアドレスを設定する。学内からのアクセスに限り利用可能)。 これは、東海地区国立大学・大学共同利用機関データベース共同トライアルとして、名古屋大学附属図書館のホームページを経由して実施しているものです。マニュアルや利用手順等の詳細は、ホームページ上でご覧いただけます。 ProQuest Direct は、雑誌や新聞のフルイメージ、フルテキストをインターネットで提供する全文データベースです。人文社会科学から自然科学に至る広い範囲が複数のデータベースとして提供されています(日本時間の16:00-17:00はメンテナンスのため休止)。 ProQuest Digital Dissertations は、1861年以降150万タイトルの学位論文の書誌情報・抄録をインターネットで提供しています。1997年以降の学位論文は、全文データベース(PDF)で、24ページまでは無料で利用できます(全文情報は、クレジットカード支払で購入可能)。なお、アメリカ時間の毎週日曜日は、メンテナンスのため利用できません。 また、アンケートページが設けられております。この共同トライアルを単なる実験に終わらせず、今後の共同購入等の方策を探るうえで、重要なデータとして参考にさせていただきますので、ぜひ、ご協力をお願い致します。 なお、期間は、1998年12月31日(木)までですが、多くの利用者があった場合など、来年の3月31日まで延長の可能性もあるそうです。

目次へ

平成9年度受入視聴覚資料のお知らせ

図書館2階AV室と1階視聴覚室で利用できます。
No. 資料名 資料形態
1 分子生物学 全7巻 ビデオ
2 目で見る生化学入門 全2巻
3 応急処置シリーズ 改訂新版 全8巻
骨折・だっきゅう・ねんざの処置と患者の運ぱん法
創傷とその処置・止血法
包帯法
応急処置の意義と手順
薬の使いかた
人工呼吸と心臓マッサージ
熱傷・凍傷・感電とその処置
おもな急病とその処置 脳貧血・日射病・熱射病など
4 Emergency medical update Vol.10 チーム治療 Part. 1-3
5 第3回術後管理とミラクリッド研究会
 1 顆粒球エラスターゼとミラクリッド
 2 ミラクロドラッグのショック療法
 3 遺伝子工学の臨床的応用
6 眼科学 全2巻
7 看護と図書館 ナースの図書館活用術
8 生活中国語 カセット
9 Japan inside out
10 ドイツの社会と学生生活
11 コレクション・フランス語 8
12 フランス語コミュニケーションの方法
13 La France, vous connaissez ?



目次へ

平成10年度シラバス(教育要項)掲載図書のお知らせ

平成10年度シラバス(教育要項)に掲載されている図書のうち、下記のものを新たに購入しました。どうぞご利用下さい。

1.一般教育

(書  名) (著編者等) (出版社) (出版年)
ゆらぎの法律学 河上倫逸 風行社 1997
文学のこころ(II) 熊木 哲ほか 以呂波出版 1998
楽しくイラストで学ぶ水・電解質の知識 北岡健樹 南山堂 1987
医学・生物学のための基礎物理学 新版 高橋秀俊 裳華房 1981
Asia now (カセット・ビデオ共) 長谷川潔 成美堂 1997
英語表現文法の要点チェック 藤枝宏寿 金星堂 1997
ドイツ語へのキックオフ Ver.3(CD共) 近藤 弘ほか 郁文堂 1998
Escargot(カセット共) Y.Fujita 朝日出版社 1997
アン・パロール = En Paroles(カセット・ビデオ共) 阿南婦美代ほか 早美出版社 1997
Chinese communication(カセット共) 村松恵子ほか 好文出版社 1997
ようこそ、中国語の世界へ!(カセット共) 加納 光ほか 白帝社 1991
Health and society today(カセット共) 有村兼杉ほか 英宝社 1997
Health and medical topics now(カセット共) 川端一男 南雲堂 1988
Varietes francaises '98(カセット共) C.Beaumelou 朝日出版社 1998
China today(カセット共) 村松恵子ほか 白帝社 1997
Japan in the world press(カセット共) J. Leonard 金星堂 1998



2.医学科

(書  名) (著編者等) (出版社) (出版年)
新しい医療とは何か 永田勝太郎 日本放送出版協会 1997
新病理学総論 第16版 菊地浩吉、吉本 敬編 南山堂 1998
新病理学各論 第12版 菊地浩吉、吉本 敬編 南山堂 1996
カラーイラスト 免疫学の要点 第2版 矢田純一 西村書店 1995
ペースメーカー適応・手技・管理 第2版 横山正義 文光堂 1996
循環器疾患の治療指針第2版 国立循環器病センター 丸善 1997
新臨床内科学 第7版 高久史麿、尾形悦郎監修 医学書院 1997
脳を守り活かす 植村研一 静岡新聞社 1997
最新産科学異常編 改訂19版 真柄正直 文光堂 1993
臨床薬理学 日本臨床薬理学会 医学書院 1996
Cells,tissues, and disease G.Majno Blackwell 1996
Campbell's operative orthopaedics 9th ed. vol.1~4 S.T. Canale ed. Mosby 1998
The developing human 6th ed. K.L.Moore Saunders 1998



3.看護学科

(書  名) (著編者等) (出版社) (出版年)
新しい家族社会学 4訂版 森岡清美、望月 嵩 培風館 1997
母子保健行政法令・通知集 厚生省児童家庭局母子保健課 母子衛生研究会 1998
母子保健マニュアル  〃 母子保健事業団 1997
母子保健の主なる統計  〃 1998
分娩監視の実際 橋本武次 医学書院 1996
病態生理1 症候編 金井弘一 へるす出版 1996
痴呆老人の理解と看護 五島シズ 関西看護出版 1994
不妊診療ハンドブック 合阪幸三 新興医学出版社 1993
ヒューマン・セクシュアリティ 臨床看護編 ナンシー F.ウッズ 日本看護協会出版会 1993
ヒューマン・セクシュアリティ ヘルスケア編 1993
標準看護学講座10  関係法規 春日 斉 金原出版 1997
イラストで学ぶ麻酔看護 弓削孟文 メディカ出版 1997
医療白書 1997年度版 医療経済研究機構 日本医療企画 1997
医療費の秘密 岡本悦司 三一書房 1991
医療保険改革の構想 広井良典 日本経済新聞 1997
医療改革(からだの科学臨時増刊号) 岩崎 栄、広井良典編 日本評論社 1997
医療と福祉の経済システム 西村周三 ちくま書房 1997
助産学講座1 助産学概論 武谷雄二ほか 医学書院 1997
助産学講座2 生殖の形態・機能  〃  〃 1997
助産学講座3 母性の心理・社会学  〃  〃 1996
助産学講座4 乳幼児の成長発達・新生児の管理  〃  〃 1996
助産学講座5 助産診断・技術学1  〃  〃 1997
助産学講座6 助産診断・技術学2  〃  〃 1997
助産学講座7 地域母子保健  〃  〃 1996
助産学講座8 助産管理  〃  〃 1997
助産学大系1 助産学概論 青木康子ほか 日本看護協会出版会 1996
助産学大系2 人間の性・生殖  〃  〃 1996
助産学大系3 妊娠・分娩の生理と病態  〃  〃 1996
助産学大系4 産辱の生理と病態  〃  〃 1996
助産学大系5 母子の健康科学  〃  〃 1996
助産学大系7 助産診断・技術学1  〃  〃 1996
助産学大系8 助産診断・技術学2  〃  〃 1996
助産学大系9 地域母子保健  〃  〃 1996
助産学大系10 助産業務管理  〃  〃 1996
助産婦業務要覧 小海正勝ほか 日本看護協会出版会 1997
助産婦・看護婦のための超音波画像診断 高橋克幸 南江堂 1993
助産診断の実際 三井政子ほか 日総研出版 1997
助産婦マニュアル マーガレットF.マイルズ 医学書院 1987
女性のライフサイクルと性・健康・権利 芦野由利子 日本家族計画協会 1997
介護保険と高齢者医療 上田慶二 日本医師会 1997
看護の本質 新版 稲田八重子ほか訳 現代社 1996
看護の基礎技術・ 小玉香津子ほか訳 学研 1995
看護六法 厚生省看護問題研究会 新日本法規 1998
看護診断のための看護アセスメント J.Weber 医学書院 1994
系統看護学講座 別巻12 精神保健 早坂泰次郎 医学書院 1996
健康教育論 宮坂忠夫 メジカルフレンド社 1984
子どものあそびと発達 河崎道夫 ひとなる書房 1983
国民健康保険:加入者のための本 岡本悦司 三一書房 1989
こうなる新福祉政策--新ゴールドプラン・エンゼルプランの要点解説 福祉政策研究会編著 大成出版 1996
高齢社会の技術1 高齢社会の適正技術 熊谷公明ほか 日本評論社 1996
高齢社会の技術2 老いる技術  〃  〃 1995
高齢社会の技術3 生活の技術 徳田哲男  〃 1995
高齢社会の技術4 ケアの技術 寺山久美子  〃 1996
高齢社会の技術5 福祉機器 藤井直人ほか  〃 1996
公衆衛生看護学大系7 産業保健指導論 河野啓子 日本看護協会出版会 1995
公衆衛生看護学大系9 疫学・保健統計 村田篤司ほか  〃 1998
車いすでカリフォルニア 小浜洋央・小浜真実子 日本評論社 1997
目で見る分娩取り扱いの実際 倉智敬一ほか 医学書院 1995
日本版・乳幼児の家庭環境評価法:発達スクリーニングのためのJHSQ 上田礼子 医歯薬出版 1988
乳房管理学 根津八紘 諏訪メディカルサービス 1997
臨床検査 前川芳明ほか メディカ出版 1997
成人看護学原論 土居洋子ほか 広川書店 1997
心電図のモニター 新谷富士雄 南山堂 1979
新生児マニュアル 奥山和男 メディカルサイエンスインターナショナル 1994
社会福祉の動向'97 厚生省社会・援護局企画課 全国社会福祉協議会 1997
初学者のための免疫学問答 改訂7版 矢田純一 中外医学社 1997
障害者福祉論 佐藤久夫 誠信書房 1998
障害者白書 平成9年版 総理府 大蔵省印刷局 1997
小児保健 改訂第6版 平山宗宏 日本小児医事出版社 1998
胎盤のみかた 相馬広明ほか 医学図書出版 1984
対人関係の基礎知識 平野 馨 日本看護協会出版会 1993
胎児心拍陣痛図演習 太田孝夫 東京医学社 1994
胎児心拍数モニタリング 島田信宏  〃 1994
東西医学の接点に立つマッサージ・指圧法の実際 芹沢勝助 創元社 1970
わかりやすい医療経済学 川淵孝一 日本看護協会出版会 1998
WHOの59ヵ条お産のケア実践ガイド 戸田律子訳 農山漁村文化協会 1997
Apley's system of orthopaedics and fractures 7th ed. A.G. Apley Butterworth-Heinemann 1993
Maternal , fetal, and neonatal physiology S.T.Blackburn Saunders 1992
Oxford textbook of palliative medicine 2nd ed. D.Doyle et al. Oxford University Press 1998
Oxorn-Foote Human labor & birth 5th ed. H. Oxorn Appleton & Lange 1986
Vascular surgery : principles and practice 2nd ed. F.J.Veith, et al. McGraw-Hill 1994
Williams obstetrics 20th ed. F.G.Cunningham et al. Prentice-Hall 1997



目次へ

平成9年度図書館閲覧統計
目次へ
平成5年度-平成9年度利用統計
 最近5年間の利用統計をグラフにしました。入館者数や貸出冊数はあまり変化はみられませんが、情報検索件数のOnline検索や、文献複写件数の依頼件数は大幅に増加をしています。

目次へ
人事異動
平成10年4月1日付昇任 管理係長 葭川 稔 (学生課教務係主任から)
配置換 情報サービス係主任 夏目 雅代 (図書課目録情報係主任から)
目録情報係 磯部 祥子 (図書課情報サービス係から)

目次へ

浜松医科大学附属図書館報「ひくまの」                   1998年10月20日発行
編集委員:池田 勇、葭川 稔、高橋 哲也、江口 愛子、夏目 雅代、磯部 祥子
発行:浜松医科大学附属図書館 〒431-3192 浜松市半田町3600 Tel053-435-2171 Fax053-435-5140