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科の責任者と概要
診療科責任者



当科では原則として、一般の歯科医が行っている「齲歯(むしば)」や「歯周病(歯槽膿漏)」の治療(一般歯科)は行っていません。全身的な病気がある人 (なぜか歯科では「有病者」という)や、麻酔薬が使えない人、障害を持つ人(障害者)、など、開業歯科医で治療が困難な場合は受け付けています。したがって当科で取り扱っている歯科領域は、特殊歯科といわれる「有病者歯科・障害者歯科,救急歯科(災害時歯科)」と次に述べる「口腔外科」です。 「こうくうげか」と読み、あまりみなさまになじみのない領域だと思います。口腔・顎,顔面の様々な疾患を取り扱うところです。当科には(社)日本口腔外科認定専門医が7名、同指導医が4名、日本顎関節学会認定専門医が2名、同指導医が1名、日本レーザー歯学会認定医が1名、同指導医が1名いる。


診断・検査・治療について

 先天異常(口唇裂・口蓋裂,舌小帯異常・埋伏歯など)、炎症(むしばや歯周病からの炎症、口内炎など)、外傷(歯の破折や脱臼、顎の骨折、舌や唇のけがなど)、嚢胞(口の中や顎の骨にできる水や膿の袋)、顎変形症(受け口や出っ歯、上下の歯が咬み合わない、顔が曲がっており対称ではないものなど、歯並びを治す「矯正歯科」だけで治らない骨の大きさや形に異常があるもの)、腫瘍(良性・悪性のできもの)、顎関節症(顎が痛い・ロを開けたり閉じたりするときに音がしたり、途中で引っかかってうまく開閉ができないなどの症状がある人)、口腔乾燥症(唾液がでにくく、口の中が乾燥している人)、口腔心身症(味覚異常、舌痛症、口臭、癌恐怖症など)、唾液腺疾患(唾石・炎症・腫瘍など)、神経疾患(痛みやしびれ、麻痺など)など口の中だけでなく、顎や顔面までの様々な症状や疾患を取り扱っています。手術で唇や舌、顎の骨を切り取った人に、義歯(入れ歯)や義顎(なくなった顎も付けた入れ歯)を作ったり、入れ歯が入れやすいようにする手術やインプラント(人工歯根埋入)手術も行っています。
 最近、医科と歯科の二元論では解決できない「咬合・咀嚼と全身の関わり」が注目されてきました。歯を削ったり、入れ歯を作り直したら、肩が凝ったり、頭や首が痛くなったりする人もいます。この様な症状が、かみ合わぜが原困でおこっていることがあるようです。咬み合わせを治すために、「テンプレート」という、マウスピースの分厚いものを使う治療があります。このような、幅広い疾患について研究するのが「口腔外科学」です。

〔得意とする診断治療〕
顎変形症、口唇口蓋裂、口腔悪性腫瘍、顔面外傷

主な対象疾患

1. 埋伏智歯 (まいふくちし)
2. 顎関節症 (がくかんせつしょう)
3. 口腔粘膜疾患 (こうくうねんまくしっかん)
4. 外傷 (がいしょう)
5. 嚢胞 (のうほう)
6. 良性腫瘍 (りょうせいしゅよう)
7. 悪性腫瘍 (あくせいしゅよう)
8. 顎変形症 (がくへんけいしょう)
9. 先天奇形 (せんてんきけい)
10. 炎症 (えんしょう)
11. 歯牙欠損に対する補綴前手術やインプラント
12. 口唇口蓋裂 (こうしんこうがいれつ)
13. PDT
14. 顔面外傷 (がんめんがいしょう)
15. 口腔腫瘍 (こうくうしゅよう)
16. 顎口腔再建 (がくこうくうさいけん)
17. 骨移植 (こついしょく)

施設認定

日本口腔外科学会認定研修施設
日本顎関節学会認定研修施設
日本レーザー歯学会認定研修施設


浜松医科大学医学部附属病院
〒431-3192 静岡県浜松市東区半田山1丁目20番1号
TEL(代表)053-435-2111
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